3D製品サポート情報

FAQ(よくあるご質問):SRP Player Pro

以下のFAQ分類項目をクリックすると質問項目が一覧となって表示されます。

 

分類項目
       内   容
 
全般
 
  特徴や機能 =特徴や機能など基本的な質問
  仕様 =ソフトウェアの仕様全般(OS/File/環境等)
セットアップ
 
  インストール =インストール上の注意事項
操作方法
 
  入力 =データ作成を含めた入力に関する操作方法
  設定 =各種設定方法
  出力 =出力に関する操作方法
トラブルシューティング
 
  インストール =インストールに関連する問題を解決します。
  エラーや画面表示 =エラー表示や画面表示の不具合の問題を解決します。
  ソフトウェア操作 =ソフトウェア操作上の問題を解決します。
  出力動作 =出力動作上の問題を解決します。
  出力結果 =出力結果の不具合等の問題を解決します。



全般:特徴や機能

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全般:仕様

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セットアップ:インストール方法

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操作方法:入力

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操作方法:設定

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操作方法:出力

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トラブルシューティング:インストール

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

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トラブルシューティング:出力動作

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トラブルシューティング:出力結果

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全般:特徴や機能

Q

CraftMILL と SRP Player Pro の違いは何ですか?

A

SRP Player Pro は CraftMILL と以下の点で異なります。

 ・ 画面上の長さの表示単位を、ミリメートル、 インチにて切り替える事ができます。
 ・ データ出力先の加工機械が、弊社製品のみに限定されています。
 ・ 加工機械「MDX-540ZCL(+ATC)」を選択時、「RML-1」形式で加工データを出力できるため、
  加工機に直接データを送信する事ができます。

 

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全般:特徴や機能

Q

SRP Player と SRP Player Pro では機能や設定項目の名称等が異なり
操作方法がよくわかりません。

A

SRP Player Pro は SRP Player の上位ソフトウェアでありますが、ソフトウェアとして中身は全く異なります。
そのため、ソフトウェア使用上の機能や設定等の名称が異なります。
これまで SRP Player を利用されてきたお客様に向けて、SRP Player の主要な用語を SRP Player Pro の用語へ
置き換えた資料を別途用意しておりますのでご活用下さい。

 

           SRP Player Pro と SRP Player の用語比較一覧

 

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全般:仕様

Q

SRP Player Pro の対応OSについて教えてください。

A

対応OSは以下のようになります。

 ・Windows XP Professional (SP2)/ XP Professional x64 Edition (SP1)
 ・Vista Business(32ビット版) のいずれか

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全般:仕様

Q

SRP Player Pro が使用可能なコンピュータのスペックを教えてください。

A

SRP Player Pro を使用するには以下のPCスペックが少なくとも必要です。
なお、CPUのスペックは他のソフトウェアを使用することなどを考慮して お客様のご予算の許す限り、
なるべく高いスペックのパソコンをお使いになることをお勧めします。
パス生成処理時間のストレスを緩和できます。

 

 
CPU
Intel PentiumⅣ以上および、同等の互換CPU
メモリ
512MB以上(1024MB推奨)
ハードディスク空き容量
2GB以上(仮想メモリとして800MB以上の確保が必要)
インターフェイス
パラレル(クライアント出力用)
シリアル(クライアント出力用/サーバー出力用)
USB (USBハードウェアプロテクトキー用/クライアント出力用)
TCP/IP (サーバー通信用)
インストールドライブ
CD-ROM

 

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全般:仕様

Q

SRP Player Pro が読み込めるファイル形式について教えてください。

A

SRP Player Pro が読み込めるファイル形式は以下の通りとなります。

 

 
ファイルの種類
バージョン/ファイル形式
取り込める要素
IGES ファイル
(*.igs)
IGES Ver5.1
(JAMA-IS準拠が望ましい)
曲面,曲線
Rhino ファイル
(*.3dm)
Rhinoceros 1.0/1.1/2.0/3.0/4.0 曲面,曲線,ポリゴンメッシュ
STL ファイル
(*.stl)
バイナリ,アスキー形式 三角形のポリゴンの集合体
DXF ファイル
(*.dxf)
DXFファイル 3Dポリゴンデータ
CraftMILL ファイル
(*.crm)
CraftMILL PlusR 全て


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セットアップ:インストール方法

Q

インストール中に「Sentinel System Driver」 の更新メッセージが表示されました。

A

SRP Player Pro 本体及びSRPCam Server のインストールを実行した際に、以下のようなメッセージが
表示されることがあります。 これは「Sentinel SystemDriver」の古いバージョンが検出された場合に表示
されるものです。表示されるメッセージに従って新しいドライバへ更新を行うと再起動されますので、
再度インストールを実行してください。

1
※上記は古いバージョンのセンチネルドライバが検出された場合に表示されるメッセージです。


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セットアップ:インストール方法

Q

CraftMILL PlusR からデータを引き継ぐときの注意点を教えてください。

A

CraftMILL PlusR がインストールされているPCに、 SRP Player Pro をインストールする場合、
以下の情報を CraftMILL PlusR より引き継ぐことができます。

  ・工具
  ・材質・加工条件
  ・ワーク既定サイズ(ワーク寸法)
  ・加工機械

  詳細な手順については、インストールガイドP24.~P.26を参照下さい。

ただし、SRP Player Pro と CraftMILL PlusR では「工具初期位置」と「クリアランスの値」の設定方法が異なり、
SRP Player Pro は「工具初期位置(X/Y/Z)」、「クリアランスZ」の情報を CraftMILL PlusR より引き継ぐことが
できません。必ず以下の内容をご確認の上、必要に応じて設定作業を実施ください。

「工具初期位置(X/Y/Z)」と「クリアランスZ」の設定について
SRP Player Pro と CraftMILL PlusRでは「工具初期位置」と「クリアランスZの値」の設定方法が以下のように
異なります。

  SRP Player Pro  = プロジェクト単位
  CraftMILL PlusR = プロファイル単位


そのため、SRP Player Pro は「工具初期位置(X/Y/Z)」、「クリアランスZ」の情報を CraftMILL PlusRより
引き継ぐことが出来ず、SRP Player Pro の工具初期位置(X/Y/Z)、クリアランスZには「0」が設定されてしまいます。
以下の手順にしたがって、[工具初期位置]、[クリアランスZ]の値を確認の上、必要に応じて値を変更してください。

1. 「工具初期位置(X/Y/Z)」と「クリアランスZ」の設定方法
  [オプション]→[環境設定]→[加工機械設定]タブを開いて「工具移動」を確認します。

1


2. 「工具初期位置(X/Y/Z)」と「クリアランスZ」の変更方法
  [プロジェクト]→[工具初期位置]を開いて、各々の値を変更します。

1

 

★現在のモデルにプロジェクトが複数存在する場合、全てのプロジェクトに対して 2. の操作を行う必要があります。

 

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操作方法:入力

Q

捨て板の位置決め穴は、どのように作成するか教えて下さい。

A

多面加工を行なう場合、下図のように捨て板にも位置決め穴を作成したい場合があります。

  1

このような場合は以下の操作を行う事により、捨て板へ位置決め穴を作成する事ができます。
ただし、捨て板への位置決め穴作成前に材料の位置決め穴を作成する必要があります。

 

1).SRP Player Pro にて以下の設定を行います。

①[プロジェクト]→[原点の設定]から「プロジェクト原点」画面を起動します。
②[参照]ボタンをクリックし、「プロジェクト原点の設定」画面より、プロジェクト原点を、
  [ワーク上面]のいずれかの位置に設定します

 1

③メニュー[加工データ]→[位置決め穴]より「位置決め穴」画面を起動します。
  捨て板に作成する位置決め穴の位置、深さを設定して下さい。

2)加工機側にて、Z0原点を変更し位置決め穴を切削

1)で設定した位置決め穴のプロジェクト原点は、ワークの上面となるので、加工機側で
 Z軸方向の補正を行なう必要があります。
 従って補正量は「ワーク高さ」分を減らすことになります。(マイナス値として入力)

1

 

<プロジェクト原点を設定する際の注意点>
  1)にて「プロジェクト原点の設定」時に「中間面」、「ワーク底面」にプロジェクト原点を設定すると
    以下のような問題が発生して「捨て板の位置決め穴」を作成できませんのでご注意下さい。

  【プロジェクト原点を[中間面]に設定した場合】
  1

  【プロジェクト原点を[ワーク底面]に設定した場合】
  1


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操作方法:設定

Q

干渉チェック結果から工具の再設定等はどのように行えばよいのですか?

A

CL生成のシミュレーションにおいて、工具の有効長部分やシャンク部分がワークに接触した場合、
「干渉チェック結果」を実施すると、以下のように結果情報が表示されます。

 1


表示される「干渉の種類」はワークと接触する工具の各部位ごとに次のように分類されます。

   1

⇒「干渉の種類」ごとに以下のいずれかの操作を行い、工具の再設定を行ってください。


1)ホルダ(チャック1/チャック2/チャック3)干渉

 【原因】
 ホルダ形状とワークが干渉する場合、このエラーが発生します。

 【再設定方法】
 干渉が発生しない長さにまで、取り付け長を変更する事により、この干渉エラーを回避できます。

 [ホルダ干渉チェック]機能をONにした場合のみ干渉チェックが行われます。
 ホルダ干渉チェックを使用する場合、メニュー[プロファイル]→[編集]よりプロファイル編集画面を起動し、
 以下のように[オプション]タブを選択し、[ホルダ干渉チェック]をチェックして下さい。

 1

※ホルダ設定の変更を行いたい場合、[設定]ボタンをクリックして「最適化設定」画面を起動してください。

 

2)シャンク(シャンク1)干渉

【原因】
工具形状のシャンク1部分が、刃径と異なるシャンク形状の工具を使用し、工具のシャンク1と
ワークが干渉した場合、このエラーが発生します。

【再設定方法】
工具の有効長を長くする事により、この干渉エラーを回避する事ができます。

 

3)シャンク/有効長(シャンク)干渉

【原因】
刃径と同径のシャンク形状/有効長形状の工具を使用し、工具の有効長(シャンク)とワークとの
干渉の有無をチェックしています。刃長でない部分(刃径と同径のシャンク形状/有効長形状)が、
ワークに触れた場合、このエラーが発生します。

【再設定方法】
この干渉エラーが発生した場合、最大切削高さよりも刃長が長い工具へ変更して下さい。

   1

他の干渉チェックエラーと異なり、必ずしも刃長が最大切削高さ分必要という訳ではありません。
必要に応じて刃長の長い工具へ変更してください。

なお[シャンク干渉]の発生例については以下のPDFにて詳細をご確認ください。

         「シャンク干渉の発生例」について


4)早送り(G00)干渉
【原因】
工具の早送り移動時に、工具の先端とワークが干渉する場合、このエラーが発生します。

特に削り残ったワーク部分へ工具が垂直に進入した場合などに、この干渉エラーが発生します。
ワークに金属などの硬い材質を使用している場合、工具を破損する恐れがあるので注意が必要です。

   1

【再設定方法】
この干渉エラーの回避方法としては、以下の方法があります。

  ・前工程(荒取り)の仕上げ代より小さい値を設定した中荒取りのプロジェクトを追加
  ・切削ピッチを細かくし、削り残し箇所を細かく切削

なお[早送り(G00)干渉]の発生例については以下のPDFにて詳細をご確認ください。

         「早送り(G00)干渉発生例」について

 

<ご注意>
[シャンク(シャンク1)干渉],[シャンク(シャンク1)干渉],[早送り(G00)干渉]の干渉チェックは、
[ホルダ干渉チェック]機能のON/OFFに関係なく実行されます。

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操作方法:設定

Q

プロジェクト原点の位置が変わってしまいました。再設定方法を教えてください。

A

SRP Player Proでは、モデルのプロジェクト原点を編集することができます。
[ワーク上面]・[中間面]・[ワーク底面]から任意の位置を選択することが可能です。

 <設定方法>
  1. メニュー[プロジェクト]→原点の設定し、「プロジェクト原点」画面を起動します。
  2. [参照]をクリックし、「プロジェクト原点の設定」画面を起動し、[OK]ボタンをクリックします。
  3. 以下のように「プロジェクト原点の設定」画面が表示されます。

1

※この画面を起動したとき、環境設定に設定されたプロジェクト原点の位置が表示されます。
 (環境設定のデフォルトは[ワーク条件の左下]を設定)

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操作方法:設定

Q

外部Mとは何ですか?

A

外部Mとは、MDX-5000Rのエアブロー制御を行う機能です。
外部Mを「あり」とすると[エアブローON]に、「なし」とすると[エアブローOFF]に設定されます。
MDX-5000Rのエアブローをご使用になる場合は以下の手順で設定を行ってください。

 1. [オプション]メニューの[環境設定]より[加工機械設定]タブを選択します。
 2. [加工データ]メニューの[加工データ出力]より[加工データ出力画面]を選択します。
 3. [加工データ出力]ボタンをクリックします。

 

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操作方法:出力

Q

NCコード の加工データを MDX-540 に出力する方法を教えて下さい。

A

MDX-540 は、RML-1の加工データしか受けつけないため、NCコードの加工データを出力することはできません。
NCコードの加工データを出力する場合はVPanel for MODELA PRO II を使用してください。

  1) SRP Player Pro よりNCコードの加工データをファイル出力します。
  2) VPanel for MODELA PRO II を起動し、[加工]ボタンを押します。
  3) [加工]画面がされますので、NCコードの加工データを読み込み、[出力]ボタンをクリックすると
    加工が開始されます。

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操作方法:出力

Q

多面加工の設定方法について教えてください。

A

SRP Player Pro は、多面加工を行うためのプロジェクトを、自動で生成する機能を持っています。
以下の手順に従って作業を進めてください。

  1) 切削機の設定

  最初に、環境設定より回転軸ユニットを持った切削機を選択してください。
   メニュー[環境設定]→[加工機設定]タブを選択し、[加工機]から下のいずれかの加工機を選択します。

  MDX-40+ZCL
  MDX-540+ZCL
  MDX-650+ZCL

  2) プロジェクトの生成

  次に、プロジェクトを生成します。メニュー[オプション]→「マクロ]より[マクロ]画面を起動し、[4面加工],
  [2面加工(Z±)], [2面加工(Y±)]のいずれかを選択します。

  

  [実行]ボタンをクリックし、材質、プロファイルの設定を行うと、4面もしくは2面分のプロジェクトが自動生成
  されます。全てのプロジェクトのプロジェクト原点が「中間面の真ん中」に設定されます。


  3-a) 加工データの出力

  必要に応じて、生成された全てのプロジェクトに対し、設定変更を行ってください。
  CL生成し、加工データの出力を行ってください。

  3-b) NCコードでの加工データ出力

  出力コード[NCコード]を選択し、多面加工を行う場合、切削を行う前に切削機の各ワーク座標の加工原点、
  A軸原点の設定をしておく必要があります。
  多面化効用のプロジェクトを自動生成した場合、各加工方向にワーク座標[G54]~[G57]が割り当てられます。
  下表を参照の上、ワーク座標[G54]~[G57]に加工原点、A軸原点を設定してください。加工原点、A軸の回転
   角度の原点は、当社の"VPanel for MODELA PRO II"を使用することにより設定可能です。

 
加工方向
座標コード
加工原点※1
A軸原点※2
[+Z方向]
G54
回転軸、中心上
[-Z方向]
G56
回転軸、中心上
180°
[+Y方向]
G55
回転軸、中心上
90°
[-Y方向]
G57
回転軸、中心上
270°

 

  加工原点
  A軸原点

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トラブルシューティング:インストール

Q

SRP Player Pro と CraftMILL を同時に起動できません。

A

SRP Player Pro と、CraftMILL の2つのドングルがパソコンに装着されている場合、
CraftMILL を起動する事ができない仕様となっております。

パソコンには、どちらか一つのドングルのみを装着し、対応するアプリケーションを起動するようにしてください。

 

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トラブルシューティング:インストール

Q

SRP Player Pro をインストールすると CraftMILL ファイルのアイコンが変わってしまいました。

A

SRP Player Pro をインストールすると、CraftMILL のファイルアイコンは、以下のように
SRP Player Pro のファイルアイコンに変更されてしまいます。
また、このアイコンをそのままクリックすると、SRP Player Pro が起動します。

 

 1

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

起動時にエラーメッセージが表示されました。

A

SRP Player Pro 起動時に表示されるエラーメッセージには次の2点があります。
メッセージ内容に応じて以下のように対応してください。

 
A.
1
 
B.
1

 

A.「[-9]このプロテクトキーが見つかりません」が表示された場合
 このメッセージはドングルが装着されていない、もしくはドングルがパソコンにしっかりと差し込まれていない
 場合に表示されます。
  ・ドングルが装着されていない場合、ドングルをパソコンに装着し、アプリケーションを起動して下さい。
  ・ドングルが装着されている場合、一旦パソコンの電源を切り、ドングルをしっかり差し込みなおしてから、
   パソコンを再起動して、アプリケーションを起動してください。

B.「[-14]このアプリケーションの許可がありません。」が表示された場合
 このメッセージは差込まれているドングルがSRP Cam Server 用のドングルや、プロダクトキーの異なるドングルの
 場合に表示されます。インストール時に使用したプロダクトキーを持つSRP Player Proのドングルを差込んでアプ
 リケーションを立ち上げてください。

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

シェーディングが欠けて表示されました。

A

シェーディングを行なった場合、シェーディングが欠けて表示されることがあります。
この症状は、パソコンのグラフィックエンジンの性能によって引き起こされることが考えられます。
このような場合、以下のように設定することで回避できる場合があります。

 1)[オプション]メニューから[環境設定]を選択し、環境設定画面を起動します。
 2)[一般設定]タブを選択し、[デバイスドライバー/ハードウェア表示を使用]にチェックが有る場合、
  チェックを外します。

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

SRP Cam Server を使用するとCL生成過程のウィンドウが表示されません。

A

SRP Cam Server となるパソコンのOS がWindows Vista の場合、CL 生成過程を示したウィンドウが表示されない
場合があります。
このような場合は、[コントロールパネル]の[管理ツール]を選択し、[サービス]から「サービス画面」を起動し、
[Interactive Services Detection]を選択し、右クリックより[開始]を選択してから、CL 再生成を行ってください。

1

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

加工データ出力時に「円弧データを…」というエラーメッセージが表示されます。

A

加工データ出力時に以下のようなエラーメッセージが表示された場合、「シミュレーションの再実行」が
開始されます。

1

通常、上記のエラーメッセージが表示され、[はい]ボタンをクリックして作業を続行すれば、
[円弧に変換して出力する]のチェックは自動的に外れるため、以降、エラーメッセージは表示されません。

ただし、エラーメッセージが表示され続ける場合、以下の操作を行い、加工データの再出力を行ってください。

   1) [オプション]メニューの[環境設定]から環境設定画面を起動します。
     [加工機械設定]タブを選択し[出力コード]を「NCコード」に設定します。

   2) [プロファイル] メニューの[編集]を選択し[オプション]タブを選択します。
     [CLの最適化]の[円弧に変換して出力する]のチェックを外してください。

   3) 1)と同じ操作を行い、[出力コード]を「RML-1」に再設定します。

 

<発生条件と原因>
1)この症状は以下の条件で設定が行われている場合に発生します。
    ・出力する加工データの出力コードが「RML-1」
    ・[CLの最適化]の[円弧に変換して出力する]がチェック

2)原因は[CLの最適化]の[円弧に変換して出力する]は、出力コードが「NCコード」の場合に
  以下のようにグレー表示されていますが、有効となっているためです。

 1

 

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

エラーメッセージが表示され、CL生成が失敗しました。

A

CL生成に失敗し、エラーメッセージが画面上に表示された場合、 メッセージの内容に応じて、
以下の操作を行なってください。

1)「(プロファイル名): 等高線が確定しません。」が表示された場合

  1

モデルの水平部分や、モデルが存在しない空間部分に対して、輪郭線の抽出が出来なかった場合、
上記エラーメッセージが表示されます。

このような場合は、以下の操作のいずれかを行ってから、CLを再生成してください。

  a)プロファイルが「等高線荒取り」の場合、[プロファイル]メニューの[編集]からプロファイル編集画面を起動、
   [等高線オプション]タブを選択し、[平坦部取り残し処理]のチェックを外して下さい。

  b)プロファイルが「カーブ切削」、「エッジ加工」以外の場合、[プロファイル]メニューの[編集]より編集画面の
    [工具移動範囲]タブを選択し、工具の移動範囲を[工具が輪郭の外に出るまで]などに変更して下さい。

  c)加工範囲が設定されている場合、 [プロファイル] メニューの[加工範囲]から[編集]を選択し、加工範囲の
    領域を変更して下さい。

2)「(プロファイル名): この加工範囲では計算できません。」、もくしは
  「(プロファイル名): 加工範囲のオフセットに失敗しました。」が表示される場合

 1  1

加工範囲の領域が小さく、工具の移動範囲が[工具は輪郭の内側]に設定されている場合、
加工範囲内に工具が進入できないため、このエラーメッセージが表示されます。

   ・プロファイルが「取り残し」以外の場合は「この加工範囲では計算できません」の
    エラーメッセージが表示されます。

   ・プロファイルが「取り残し」の場合は「加工範囲のオフセットに失敗しました。」の
    エラーメッセージが表示されます。

このような場合は、以下の操作のいずれかを行ってからCLを再生成してください。

  a)[プロファイル]メニューの[加工範囲]から[編集]を選択して加工範囲の編集画面を起動し、
    工具が進入できるように加工範囲の領域を変更して下さい。

  b)[プロファイル]メニューの[編集]から編集画面を起動し、[工具移動範囲]タブを選択した後、
    工具の移動範囲を[工具中心が輪郭上]などに変更して下さい。

  c)[プロファイル]メニューの[工具変更]を選択し、使用中の工具より直径が小さい工具を選択下さい。

   

 

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

NCランチャー 起動時に「出力デバイスの準備が…。」というエラーメッセージが表示されます。

A

NCランチャー にて出力先の設定が行なわれていない場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。

 1

このような場合は以下のいずれかの操作を行い、再度CLデータの出力を行ってください。

 

<出力先に[ローカル]を使用する場合>
NCランチャー の[設定]ボタンを押し、[出力デバイスの設定]画面を起動してください。

[出力デバイスの設定]画面の[ローカル]を選択した後、[変更]ボタンをクリックし、
出力先の加工機を選択してください。

 1

 

<出力先に SRP NC Server を使用する場合>
NCランチャー の[設定]ボタンを押し、[出力デバイスの設定]画面を起動してください。

[出力デバイスの設定]画面の[ネットワーク]を選択し、 [ホスト]、「ポート番号」の設定が、
正しく行なわれているか確認してください。

 1

上記の[ホスト]、「ポート番号」の設定に問題がない場合は、以下の点に関して
SRP NC Server として使用しているパソコンの状態を確認してください。

 ・SRP NC Server となるパソコンが起動している。
 ・SRP NC Server となるパソコンが同じネットワーク上に存在する。
 ・SRP NC Server のサービスが開始されている。


最後に[出力デバイスの設定]画面の[状態]を押し、SRP NC Serverと通信が出来ている事を確認できましたら、
加工データの出力を実施ください。

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

mdx15console を使用すると通信ポートエラーが表示されました。

A

mdx15console の[開始]ボタンをクリックすると、下記のエラーメッセージが表示され、
加工機との通信を行えない場合があります。

1
これは、弊社のプリンタドライバーの出力ポートに[COM1]を使用し、mdx15console の使用する出力ポート
にも[COM1]を使用した結果、出力ポートが競合するために発生する症状です。


<確認方法>
1)コントロールパネルの[プリンタとFAX]を開きます。
2)[MDX-15/20ドライバ]を選択した状態で、マウスの右ボタンをクリックして[プロパティ]を選択します。
3)[MDX-15/20ドライバのプロパティ]の画面が開いたら、[ポート]タブを選択してください。
4)[MDX-15/20ドライバ]のポートが以下のように[COM1]に設定されているか、確認してください。
  以下のように設定されている場合はポートの切替が必要です。

1

<ポートの切替方法>
1))プリンタドライバーの出力ポートを[COM1]以外の空いているポートに設定してください。
2)mdx15console を再起動してから、[開始]ボタンをクリックし、mdx15console の操作を行ってください。

 

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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

工具番号に関するエラーメッセージが表示されました。

A

このエラーメッセージの工具番号とは『ATC(自動ツール交換装置)のストッカ№』です。
選択したツールに設定された工具番号がATCの最大ストッカ数を超えているために表示されます。


エラーメッセージが表示された場合は以下のようにストッカ最大数より大きい工具№が設定された
プロファイルは出力対象外となります。
このまま出力することも可能ですが、切削条件が異なって出力されるため、正常に動作しません。
また、刃物に負担が掛かった場合はキケンですので、必ず再設定を行ってから出力してください。


エラーの発生原因と解決方法
ここではMDX-540のATCを使用した場合を例にエラーの発生要因について説明しています。
例えば「MDX-540」のATCの最大ストッカ数は「4」ですので、5本以上のツールはセットできません。
ところが以下のいずれかの設定を行って加工データを出力した場合、工具№が「5」より大きな値で設定
されます。

1)ストッカ最大数のより多いプロファイルで異なるツールを使用した場合

 【原因】
  5つ以上のプロファイルが存在し、すべてのプロファイルで異なるツールを使用する。

 【対策】
  以下のいずれかの方法で設定を変更します。
  ・複数のプロファイルで同じツールを使用し、1つのプロジェクトで使用するツールを
   ストッカの最大数以内にします。
  ・プロジェクトで使用するツールがストッカの最大数以内になるように、プロファイルを
   複数のプロジェクトに分割します。
  ・ストッカ最大数分までのプロファイルのデータを出力します。加工終了後、ストッカ内の
   ツールを入れ替えて、出力されなかったプロファイルについてデータ出力を行います。
  (2回目以降のデータ出力時には、切削機で工具長の補正を行ってください)

2)工具セットで指示した工具№が、ストッカの最大数より大きい場合

 【原因】
  工具セットで設定したツールの工具№が「4」より大きい。

 【対策】
  以下のいずれかの方法で設定を変更します。

  ・工具セット編集画面で、使用するツールの工具№をストッカ最大数以下に変更します。
  ・工具セットに登録するツールをストッカ最大数以内にします。

  設定した工具セットは「工具設定」画面の[工具リスト]より選択できます。
  (メニュー[プロファイル]→[工具変更]、または[工具変更]アイコンから画面を起動できます。)


【ATCを使用する場合のアドバイス】
ATCを利用できる切削機を選択し、工具セットを使用する場合は、ATCにセットするツールだけを
工具セットに設定するようにご注意ください。また、様々な状況を想定してール登録を行なった
工具セットを、事前に複数準備しておくことをお奨めします。


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トラブルシューティング:エラーや画面表示

Q

回転速度・送り速度のエラーメッセージが表示されました。

A

SRP Player Proのファイル(*.spp)ファイルを開くと以下のエラーメッセージが表示されることがあります。
これはSRP Player Proファイルの各プロファイルに設定された[回転数]・[送り速度]の条件が、環境設定で
定義されている加工機の[回転数]・[送り速度]の上限を超えている、もしくは下限を下回っている場合に
表示されます。
1

このような場合は、以下のいずれかの操作を行ってから、加工してください。

  『現在の設定を保持する』場合
   ・[回転数]・[送り速度]は、変更されません。

  <対処方法>
   1. メニュー[オプション]→[環境設定]の[加工機械設定]タブを選択します。
   2. [加工機械]より加工機の設定を変更します。

  『加工機械に合わせる』場合
  ・環境設定に設定された加工機の性能に合わせ、プロファイルの[回転数]・[送り速度]が変更されます。
   なおプロファイルの[回転数]・[送り速度]が、設定された加工機の上限を超える場合や下限を下回る場合は、
   自動的に各々の最大値、最小値に設定されます。

  <対処方法>
   1. メニュー[プロファイル]→[工具変更]を選択、もしくは[工具変更]アイコンをクリックします。
   2. [回転数]・[送り速度]の条件を確認し、必要に応じて条件の修正を行います。
   3. 2.の操作をすべてのプロファイルに対して行います。

   【ご注意】
   なお、加工機に加工データを直接出力する場合、NCランチャの[出力デバイス]に環境設定と同じ加工機が
   設定されていることを確認してください。
環境設定とNCランチャの加工機の設定が異なる場合、正しく切削を
   行えないことがあります。

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

Q

[切削カーブの矢印長さ]が変更できません。

A

[オプション]メニューの[環境設定]から[一般設定]タブを選択し、[表示長さ]の[切削カーブの矢印長さ]の値を
変更しても、既に生成済みの切削カーブの矢印長さは、変更されません。

設定した[切削カーブの矢印長さ]の値は、切削カーブを新規作成した場合にのみ反映されます。
既に作成済みの切削カーブの矢印長さを変更したい場合、以下の操作を行ってください。

  1) 切削カーブの図形を選択します

  2) [図形]メニューの[図形情報]を選択し、[図形のプロパティ]画面を起動します

  3) [矢印長さ]の項目を変更し、[OK]ボタンをクリックします

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

Q

CLが生成されず、エラーメッセージも表示されません。

A

CL生成に失敗しても、エラーメッセージが画面上に表示されない場合があります。

ワークのマージンの値が「0」に設定され、モデルとワークが接触している状態で、CL生成を行うと、
正常にCL生成が行われない場合があります。このような場合、ワークのマージンに「0」より大きい値を
設定すれば、CLを生成することができます。


   例)Z軸方向のマージンが「0.0mm」の場合

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

Q

指定した加工高さの範囲内にCLが生成されません。

A

以下の図のように加工範囲内にモデル形状がない(空間のみの)場合、設定した加工範囲内に
CLが生成されないことがあります。

 1

このような場合は次のいずれかの操作を行い、CL再生成をしてください。

 a) [プロファイル] メニューから[編集]より編集画面を起動し、[工具移動範囲]タブを選択して下さい。
 b) 工具の移動範囲を[工具が外に出るまで]に設定し、工具の移動範囲内にモデル形状が含まれるように
   設定してください。
 c) [プロファイル] メニューから[加工範囲]の[編集]を選択し、モデル形状を含むように、加工範囲を
    編集してください。

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

Q

穴にCLが生成されません。

A

工具径より穴径が大きいにも関わらず、穴にCLが生成されない場合があります。
これは「穴位置の認識ができない」、または「モデルの穴径と、工具径との間隔が狭く、
形状を加工できると判断できない」ため発生する現象です。

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このような場合はプロファイル編集画面より[オプション]タブの[プロファイルの高度な設定]をクリックし、
[キャビ・コアサーチステップ]の値をより小さい値へ変更し、CL再生成を行ってください。

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トラブルシューティング:ソフトウェア操作

Q

ポリゴンスムージング機能をONにすると、CLが正常に生成されません。

A

SRP Player Pro にインポートしたCADデータが、ATLファイルの場合、ポリゴンスムージング機能をONにすると
CLが正常に生成されないことがあります。
この現象は、ポリゴンデータが細かく、かつポリゴンの三角形が歪な状態(正三角形ではない)の場合に発生
する傾向があり、特に円筒などの曲面部分に発生することが多いです。


このような場合は、CADデータをIGESファイルとして出力し、SRP Player Pro にインポートします。
その後、ワークなどの各種設定を行いCLを生成することでこの現象を回避することができます。
特に、MODEL形状に曲面が多い場合、上記のように処理することを推奨します。

なお、ポリゴンが細かい場合は、ポリゴンスムージング機能をONにしても、ほとんど効果がありません。
ポリゴンスムージング機能をOFFにして、CLを生成するようにしてください。

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トラブルシューティング:出力動作

Q

加工データのファイル出力時に、加工データを一つにまとめることができません。

A

ファイル出力される加工データを、 「1つにまとめる」、「同じ工具を使用するプロファイルをまとめる」場合、
ATC対応出力を可能にしておく必要があります。

[オプション]メニュー[環境設定]の[加工機械設定]タグを選択し、[NC機械設定]→[ATC]にチェックを入れ、
再度ファイル出力を実行して下さい。

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トラブルシューティング:出力動作

Q

SRP NC Server を経由して出力する場合、NCランチャー上で加工データの再出力ができません

A

NCランチャー上で加工データを選択し、右クリックメニューを開くと、通常は 「一時停止」、「再開」、「再出力」、
「キャンセル」が表示されますが、SRP NC Server を経由して出力する場合は以下のように「再開」と「再出力」が
グレー表示され、使用することができません。

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このような場合は 「NCランチャー」上の[設定]ボタンをクリックして、
以下のように「出力デバイスの設定」画面を開いて各種設定を行う必要があります。
詳細な設定方法に関して以下の内容をご確認ください。

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<「再開」を有効にする>

 「出力デバイスの設定画面」上で[ネットワーク]→[一時停止状態で出力]をチェックします。
 設定後、SRP NC Serverに加工データを送信すると、一時停止(出力待機)状態になります。

 この状態で上記と同様、右クリックメニューを開いて「再開」を選択すると、加工データを
 加工機に出力する事ができます。

<「再出力」を有効にする設定>
 「出力デバイスの設定画面」上の[ネットワーク]→[スプールファイルを残す]をチェックします。
 SRP NC Serverに加工データを送信すると、データ出力が完了した後も、データはスプール状態で残り、
 一時停止の状態となります。

 この状態で上記と同様、右クリックメニューを開いて[再出力]を行なうと、加工データを加工機に
 再出力することができます。

 <注意点>
  a)加工データが、一時停止した状態を回避するためには、 右クリックメニュー「キャンセル」を選択し、
   一度、処理を中断して下さい。
  b)加工機側の加工データを消去した後、再度、加工データの出力を行なって下さい。
  c)加工データの送信処理を一時停止する場合、アプリ側ではなく、加工機側にて「一時停止」を
    行うようにしてください。

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トラブルシューティング:出力動作

Q

SRP NC Server から MDX-540 への出力ができません。

A

SRP NC Server はシリアルポート接続可能な加工機からのみ出力することができます。
USBポートやパラレルポートからの出力はできません。

SRP Player Pro を使用しているパソコンとは別のパソコンから、USB 接続の加工機に加工データを
出力する場合は、以下のように VPanel for MODELA PRO II を利用して出力してください。

 1) SRP Player Pro を使用していないパソコンに VPanel for MODELA PROⅡをインストールします。
 2) SRP Player Pro 上で作成された加工データをファイル出力します。
 3) ファイル化された加工データを VPanel for MODELA PROⅡ上に読み込みます。
 4) 加工機へ出力作業を実施ください。

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トラブルシューティング:出力動作

Q

多面加工時、回転軸が回転しません(RML-1)

A

マクロ機能を使用することにより、多面加工を行うためのプロジェクトを自動生成することができます。
しかし、出力コード「RML-1」を選択し、手動で多面加工の設定を行う場合、各加工方向のプロジェクトに対し、
適切なワーク座標を設定する必要があり、
ワーク座標の設定が誤っている場合、回転軸が回転しません。

このような場合は、以下の手順に従ってプロジェクトの設定を行ってください。

 1, 新規プロジェクトの作成
  メニュー「プロジェクト」→[新規]より、プロジェクトの生成画面を起動し、プロジェクト名、材質を決定します。

 2, 加工方向の決定
  「加工方向の決定」画面にて、加工方向、ワーク座標の設定を行います。

 

 加工方向を決定する場合は、下表を参考に[加工方向]・[ワーク座標指定]の設定を行ってください。

 
加工方向
ワーク座標指定
+Z
54
-Z
56
+Y
55
-Y
57


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トラブルシューティング:出力動作

Q

面出しをうまく行うことができません。

A

面出しを行ったとき、面出しのパラメータ設定によっては「工具が、材料に高速で突っ込んでしまう」
「工具が材料の上方を空切削する」という現象が発生することがあります。

面出しの設定画面では、[原点選択]が[ワーク上面左下], [プロジェクト原点]と2種類あります。


しかしながらどちらの原点を選択しても、CLは加工方向の上面に生成されます。
例えば、モデルのプロジェクト原点を[ワーク中間面真ん中]に設定し、面出しの原点を[プロジェクト原点]に
設定したCLを作成します。この時、「ワーク上面の真ん中を基準点」としてCLが生成されます。



ここでは、SRP Player Proのプロジェクト原点の設定と、加工機のZ0原点をワーク範囲の[ワーク中間面真ん中]
に設定した場合を例に、面出しの失敗例とその対処方法を説明します。



  面出しの失敗例 1:工具が材料に突っ込んでしまう
  面出しの失敗例 2:工具が材料の上方で空切削する

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トラブルシューティング:出力結果

Q

仕上げ代以上に削り残しが発生します。

A

プロファイル「等高線荒取り」にて、垂直ピッチを大きく設定し、CL生成を行なった場合、形状によっては
仕上げ代以上の削り残しが発生する場合があります。

削り残し部分も切削したい場合は、プロファイル編集画面を起動し、以下の操作のいずれかを実施してから、
CL再生成を行ってください。

    a)[等高線オプション]タブを選択し、[平坦部取り残し処理]のチェックをONにする。

    b)[加工高さ]タブを選択し、[等高線ピッチ]の[垂直ピッチ]を、より小さい値に変更する。

なお[平坦部取り残し処理]のチェックをONにすると、垂直ピッチの間に、加工形状の平らな部分が
存在するか検索を行い、仕上げ代を一定にするCLを自動生成します。

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トラブルシューティング:出力結果

Q

指定した終点位置より深く切削が行われてしまいます。

A

指定した位置より深く切削が行われてしまった場合、ワークのマージンを考慮した切削を行っていない
可能性があります。

特に、プロジェクト原点をワークの表面に設定しても、必ずしも切削対象の表面がモデルの原点になるわけでは
ないということを十分留意ください。数工程の加工を行う場合は、以下のように前工程で削られてしまったワークの
マージンを考慮して切削を行う必要があります。

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またワークのマージンを考慮し、ツールの原点位置を調整、[開始高さ]を設定して切削を実施ください。

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トラブルシューティング:出力動作

Q

加工後、削り残しが発生します。

A

平面方向の切削ピッチを大きく設定し、CL生成を実施すると、MODELの平坦部分の真ん中に削り残り箇所が
発生することがあります。
特に荒削り、面出しなど、径の大きいツールを使用した場合に発生する傾向が高いです。

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  このような場合、以下のいずれかの操作を行ってCLを再生成してください。
 ・平面方向の切削ピッチを、現在の値より小さく設定する。
 ・プロファイルが「等高線荒取り」の場合、[コーナー部処理]をONにする。

ただし、[コーナー部処理]は、プロファイル「等高線荒取り」のみで使用可能となります。
「低負荷荒取り」、「面出し」などで同様の現象が発生した場合、平面方向の切削ピッチを現在の値より
小さくすることで対応してください。
コーナー部処理は、プロファイルの編集画面→[等高線オプション]より設定を行うことが可能です。

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