カラー製品サポート情報

FAQ(よくあるご質問):SOLJET PRO4シリーズ XR-640

  以下のFAQ分類項目をクリックすると質問項目が一覧となって表示されます。


 
  • 本体への質問
  • 仕様
  • 操作/メンテナンス
  • トラブルシューティング
 
 仕様やスペックについての情報
 
    製品本体の仕様  
     対応シート幅、加工範囲、精度について
 
  q  使用可能なメディアの仕様を教えて下さい。
  q  インクタイプの切り替えはできますか?
   
    ソフトウェアの仕様  
     付属ソフトウェアの仕様について
 
  q  Roland VersaWorksの対応OSについて教えてください。
  q  Roland VersaWorksが使用可能なコンピュータのスペックを教えてください。
   
    サプライ品やオプション品の仕様  
     刃物や材料、オプション品について
 
  q  どのようなメディアを使用することができますか?
   
 
 各種トラブルシューティング
 
    製品の動作の問題  
    製品本体の動作上や出力結果の問題を解決します。
 
  q  以前は出力できましたが、突然動作しなくなりました。印刷中に出力が止まりました。
  q  [コウオンエラー:デンゲン ヲ イレナオシテ クダサイ]、
 [テイオンエラー:デンゲン ヲ イレナオシテ クダサイ]と表示され、製品が起動しません。
  q  印刷中にインクがなくなりました。
   
    プリント関連  
    色や画質などプリントに関する問題を解決します。
 
  q  アプリケーションソフト上で設定した色と、全く異なる色で印刷されます。
  q  黒やグレーのグラデーションにKインク以外の色が混ざって印刷されます。
  q  拡大出力すると文字やイラストのアウトラインがガタガタになります。
  q  印刷すると横縞が発生します。
  q  印刷すると縦縞が発生します。
  q  印刷物にインクが飛び散ったような跡がつきます。
  q  データにない不要な線が印刷されます。
  q  テストプリントを行うと部分的に印刷されません。
  q  テストプリントを行うと特定の色だけ全く印刷されません。
  q  Corel Draw X3/X4からのPSドライバを使い、Roland Versa Worksで拡大や縮小して
 出力すると実際のサイズと異なり余白がついたり、一部分しか出力できなかったりします。
  q  Illustratorから出力を行うとデータの色が黒や茶色など濃い色に変わってしまいます。
   


ソフトウェアRIPに関するFAQは別途設けておりますので、あわせてご利用ください。

 

全般:SOLJET PRO4への質問

q

大判のプリントデータを簡単に作成することはできますか?

q

大型プリントデータはIllustrator等のドロー系、Photoshopなどの画像加工ソフトウェアによって作成します。
その為ある程度これらのソフトウェアを習熟している必要があります。印刷方法等に関しては当社サービスマンから
アドバイスできますが、これらのソフトウェアの使い方等をお教えすることはできません。

IllustratorやPhotoshopに関してはノウハウ本も数多く出版されており、Adobe社のWEBページにも基本操作の
チュートリアルが掲載されておりますので、ある程度学習されておくことをお勧めします。

なお、当社ではお客様のインクジェットプリンター導入を支援し、その後支障なくご利用頂くための活動として
各種トレーニングや体験会を開催しております。
詳細に関しては「ローランドディー.ジー.アカデミー」のWEBページをご覧ください。

質問一覧に戻る

全般:SOLJET PRO4への質問

q

Windowsで使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?

q

Windowsで使用する場合の基本システム構成は以下のようになります。

 

 【Windowsの基本システム】                              

SOLJET PRO4シリーズ
LANケーブル Windowsパソコン
re

 

システム構成の詳細に関しては以下のFAQ及び説明をご覧ください。

1)Windowsパソコンについて

   パソコンの推奨スペック

   対応OSについて

2)LANケーブルについて
LANケーブルは以下の2種類がありますのでご購入される前に十分ご確認ください。
・クロスケーブル   ・・・プリンタ本体とパソコンを直接接続する場合。
・ストレートケーブル・・・ハブやルーターを経由して接続する場合。

3)アプリケーションソフトについて
大型プリントデータは印刷やWEB業界で使用されるDTPソフトウェアを使用します。
代表的なソフトウェアとしてはIllustrator等のドロー系ソフトウェア、Photoshopなどの画像加工用
ソフトウェアがあります。
なおWordやExcelなどの一般業務用ソフトウェアからの出力は、色合わせやカッティング機能など
の点で仕様があわず、不向きです。

質問一覧に戻る

全般:SOLJET PRO4への質問

q

Macで使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?

q

付属のソフトウェアRoland VersaWorksはMacには対応していません。
そのため、Windowsパソコンをサーバーとして
Macをクライアントとしてネットワークを構築してご使用頂くことになります。

なおRIPサーバーとクライアントのOSの組み合わせによって必要な設定が異なります。
また異なるOS間でのファイルやプリンタドライバを共有するためのネットワークソフトウェアが必要な場合があります。
詳細に関しては以下のFAQをご覧ください。

Mac OSを使用する場合のネットワーク構築上の注意点について

【Macintoshの基本システム】                                       

 
SOLJET PRO4
Windowsパソコン Macパソコン
 
re
 
   


システム構成の詳細に関しては以下のFAQ及び説明をご覧ください。

1)パソコンについて

   Windowsパソコンの推奨スペック

   対応OSについて

 ★Macパソコンは使用されるアプリケーションソフトウェアの仕様に合わせてご購入ください。

2)LANケーブルについて
LANケーブルは以下の2種類がありますのでご購入される前に十分ご確認ください。
・クロスケーブル   ・・・プリンタ本体とパソコンを直接接続する場合。
・ストレートケーブル・・・ハブやルーターを経由して接続する場合。

3)アプリケーションソフトについて
大型プリントデータは印刷やWEB業界で使用されるDTPソフトウェアを使用します。
代表的なソフトウェアとしてはIllustrator等のドロー系ソフトウェア、Photoshopなどの画像加工用
ソフトウェアがあります。
なお一般業務用ソフトウェアからの出力は、色合わせやカッティング機能などの点で仕様があわず、
不向きです。

質問一覧に戻る

全般:SOLJET PRO4への質問

q

プリンターをセットするのに設置面積はどのぐらい必要ですか?

q

設置には以下の広さが必要です。

setti


質問一覧に戻る

全般:SOLJET PRO4への質問


q

ランニングコストはどのぐらいですか?

q

ランニングコスト(インク代)は以下のようになります。

  <ランニングコスト測定条件>
  出力データ : ISO N5A
      日本規格協会SCID
  出力ソフト : Roland VersaWorks
  インク : ECO-SOL MAX2
 (CMYKLcLmLk)
  データサイズ : 1m2(1189㎜×841㎜)

 

<ECO-SOL MAX2>

  解像度 塩ビ一般1 バナー一般1
ビルボード 360×360 - 258円
高速 540×360 195円 289円
標準 360×720 227円 291円
540×720 202円 293円
高品質 720×1440 207円 299円


質問一覧に戻る

全般:SOLJET PRO4への質問

q

印刷速度はどのぐらいですか?

q

SOLJET PRO4の印刷速度(MG/YE/CY/BK/LC/LM/LKの場合)は以下のようになります。
なお印刷するメディアの種類や印刷モードによって印刷速度は異なります。
あくまでも一つの目安としてお考えください。

   
  ■塩ビ一般1(㎡/h)  
  解像度 パス 印刷速度
高速 540×360 3 21.6 ㎡/h
標準 540×720 6 10.2 ㎡/h
360×720 4 15.4 ㎡/h
高品質 720×1440 10 4.5 ㎡/h
 
  ■バナー一般1(㎡/h)  
  解像度 解像度 印刷速度
ビルボード 360×360 1 49.1 ㎡/h
高速 540×360 2 32.7 ㎡/h
標準 540×360 5 10.2 ㎡/h
360×720 3 17.0 ㎡/h
高品質 720×1440 10 4.5 ㎡/h
 

 

質問一覧に戻る

全般:購入関連情報

q

付属のクリーニングキットがなくなりましたが、サプライ品の一覧にありません。
価格と発注方法を教えてください。

q

「クリーニングキット」はサプライ品ではなく、サービスパーツです。
保守契約にご加入のお客様には無償で配布、保守契約に未加入のお客様にはサービスパーツとして
販売しております。詳細につきましては以下のページをご覧ください。

           ユーザーメンテナンスパーツ発送依頼について


なお、お客様にも実施可能なプリントヘッド等のお手入れ方法に関しては以下のページにて詳細に説明しております。
あわせてご覧ください。

           クリーニングキットの使い方

質問一覧に戻る

全般:購入関連情報

q

付属のソフトウェアを紛失したのですが、入手できますか?

q

付属のソフトウェア(Roland Software Package)のご購入に関する詳細に関しては以下のページをご覧ください。
なおサポート期間を完了した機種の中には、販売を終了致しましたものもございます。
予めご了承頂きますようお願い申し上げます。

           Roland Software Packageのお申し込み


質問一覧に戻る

仕様:製品本体の仕様

q

使用可能なメディアの仕様を教えて下さい。

q

使用可能なメディアの仕様は以下のようになっています。

  XR-640
印刷方式 ピエゾインクジェット方式
メディア 315~1625mm
厚み 台紙を含め最大1.0mm(印刷時)
台紙を含め最大0.4mmかつ台紙を除き0.22mm
(カッティング時)
ロール外径 最大210mm
ロール重量 最大40kg
芯径 76.2mm(3インチ)および50.8mm(2インチ)
印刷幅 最大1600mm

質問一覧に戻る

仕様:製品本体の仕様

q

インクタイプの切り替えはできますか?

q

本機では、次の場合に限って、お客様ご自身でインクタイプの切り替えができます。
inkkirikae
       ※上記以外の切り替えを行う場合は、サービスマンによる作業が必要です。
         本機をお買い上げの販売店、またはコールセンターまでお問い合わせください。

詳しい切り替え方法は、付属のユーザーズマニュアルをご確認ください。

質問一覧に戻る

仕様:ソフトウェアの仕様

q

Roland VersaWorksの対応OSについて教えてください。

q

対応OSは以下のようになります。

・Windows 2000 Service Pack4
・Windows XP Professional Service Pack2
・Windows Vista Business/Ultimate
・Windows 7 Professional/Ultimate

質問一覧に戻る

仕様:ソフトウェアの仕様

q

Roland VersaWorksが使用可能なコンピュータのスペックを教えてください。

q

Roland VersaWorksを使用するには以下のPCスペックが少なくとも必要です。
なお、CPUのスペックはIllustrator等のアプリケーションソフトウェア等もご使用になることを考慮して
お客様のご予算の許す限り、なるべく高いスペックのパソコンをお使いになることをお勧めします。
RIP処理時間のストレスを緩和できます。
また通常RIP上で取り扱うデータは通常でも数ギガ、高品質の長尺出力を行われる場合は数十ギガになる
場合もあります。ハードディスクの空き容量もなるべく余裕を持った容量のパソコンをお勧めします。

 

Windows XP/2000

Windows Vista / 7

 CPU

Intel PentiumⅣ 2.0GHz以上
のプロセッサ

Intel Core2duo 2.0GHz以上
のプロセッサ

 メモリ

512KB(1GB以上を推奨)

2GB

 ハードディスクの空き容量

40GB以上空き容量(ファイルシステムにNTFSを推奨)



質問一覧に戻る

仕様:サプライ品やオプション品の仕様

q

どのようなメディアを使用することができますか?

q

溶剤系インクをご使用の場合は塩ビシートやターポリンなどの塩ビ系メディアへの印刷が可能です。
また当社溶剤系インク用に加工された各種メディアにも印刷することができます。

ただし、メディアの種類によっては当社インクとの相性が悪いものもございます。
当社純正メディア以外のサードパーティ製メディアの印刷結果に関しては当社の保証するところではありません。
あらかじめご了承ください。

当社インクジェットプリンターに印刷可能なメディアの詳細に関しては当社営業所、もしくは販売店に
ご確認いただきますようお願い申し上げます。


質問一覧に戻る

セットアップ:製品のセットアップと接続

q

IPアドレスを設定しましたが、本体を認識しません。

q

Roland VersaWorksがプリンタ本体を認識していない場合は、
何らかの原因でネットワーク上の設定に不具合が発生した可能性があります。

ネットワーク設定等に関してあまり詳しくない方でも以下の点を確認して対処頂ければ、ほとんどの場合は
復旧させることができます。なお詳細に関してはネットワークトラブルの対処方法(初級編)をご覧ください。
イラスト等を加えて具体的に作業方法を説明しています。


1)ケーブルの接続等の物理的な要因
一番単純な原因としてはケーブルが抜けている、しっかりと奥まで差し込まれていないなどの
ケーブル接続の問題が考えられます。

2)インクジェットプリンターのネットワーク上のエラー
ハード上のエラーが発生したと考えられますので、すべての機器をリセットさせます。
プリンターの一次電源をOFFにして、約10秒後に再度電源を入れてください。

3)パソコンやハブのネットワーク上のエラー
パソコンやハブなどの電源を一旦OFFにして、再起動してください。

           ネットワークトラブルの対処方法:初級編
以上の作業を行っても症状が改善されない場合は、パソコンやプリンタのネットワークの設定方法に誤りがあると
考えられます。以下のガイドに従ってネットワーク設定の確認及び再設定を実施ください。
           ネットワークトラブルの対処方法:上級編

 

質問一覧に戻る

セットアップ:製品のセットアップと接続

q

MacOSクライアントからの出力は可能ですか?

q

 Mac OSXのクライアント出力はWindows OSとMac OSXのバージョンの組み合わせで可能です。
 当社で動作確認が取れているバージョンの組み合わせは下記の通りです。但し、お客様の環境
 によっては下表が○であってもお使い頂けない場合がございます。

RIPサーバー クライアント
Mac OS X
10.7.3 10.6.4 10.5.5 10.4.11 10.3.9 10.2.8
Windows7 × × ×
Windows Vista - ×
WindowsXP - ×

 

○:動作可能
×:動作不可
-:未評価

  検証PC
  MacOS 10.7.3、10.6.4、10.5.5、MacBook Intel使用
  MacOS 10.4.11、iMac PowerPC G5使用
  MacOS 10.3.9、10.2.8、E-Mac PowerG4使用

質問一覧に戻る

セットアップ:製品のセットアップと接続

q

”Roland@NET”を利用してWEB上からアップデートする場合に注意することはありますか?

q

”Roland@NET”を利用してインターネット上からアップデートする場合、
セキュリティーソフトによる干渉を受け、以下のような不具合が発生することがあります。

・英語表示に切り替わる。
・言語不一致のエラーが表示される。

このような場合はセキュリティーソフトを一旦OFFにしてからアップデート作業を行うようにしてください。

なおセキュリティーソフトの操作や設定方法に関してはセキュリティーソフトのヘルプやマニュアルをご覧頂くか、
各セキュリティーソフト会社にお問い合わせください。

質問一覧に戻る

操作方法:製品本体の操作方法

q

サードパーティ製メディアに印刷する場合の注意点について教えてください。

q

サードパーティ製メディアを利用する場合は事前準備として「プロファイルの選択」と「送り補正値の設定」を行う
必要があります。また印刷結果が思わしくない場合、別途プリンター本体やRIP設定の変更による調整が必要です。
以下のポイントに注意して出力するようにしてください。

 

1.プロファイルの選択
①サードパーティ製メディアのプロファイルを使用する
当社では機種ごとにサードパーティ製メディアのプロファイルを用意しております。
こちらをご使用いただくことで、ある程度の画質で出力することが可能です。

ただし、メディア毎に画質のレベルは異なりますので、
すべてのメディアが純正メディア並みの画質で出力できるわけではありません。
(当社が保証するプリント品質で出力されるわけではありません)

           サードパーティ製メディアのプロファイル登録方法
②汎用プロファイルの選択
上記のサードパーティ製メディアのプロファイルの中にご希望のメディアプロファイルがない場合は
汎用プロファイルをご利用ください。「塩ビ一般」や「バナー一般」などのプロファイルがあります。


③該当するプロファイルがない場合
サードパーティ製メディアプロファイルや汎用プロファイルの中にも希望のプロファイルがない場合は
同系統のメディアのプロファイルを代用プロファイルとして利用します。


2.送り補正値の設定
メディアの厚みはメディア毎に異なるため、送り出し量も変化します。当社純正メディアのプロファイルには
この送り出し量を補正する「送り補正値」が設定されていますが、他のプロファイルには設定されていません。
サードパーティ製メディアのプロファイルや汎用プロファイルを使用 される場合は送り補正値の設定が必要です。
「送り補正値」設定に関する詳細に関しては以下のPDFをご覧ください。

           送り補正値の設定方法について


<サードパーティ製メディアのプロファイルを使用する>

サードパーティ製メディアのプロファイルを使用する場合は、メディア登録する際に送り補正値を合わせて
登録してください。

           サードパーティ製メディアのプロファイル登録方法


  <汎用プロファイルを使用する>
汎用プロファイルを使用する場合は、プリンタ本体側で送り補正値を入力して印刷してください。

 

3.印刷結果から見た一般的な調整方法

 すべての症状に該当するわけではありませんが、画質を調整する場合は以下のような形で進めます。
× インクがメディアにうまく定着せず、インクが広がってしまう場合(印刷後の乾燥性も悪い)
①プリントヒーターの温度を上げる
②ヘッドスピードを下げる。
インクはメディアにある程度定着するが、横筋ムラが発生したり、色や画質が悪い場合

①プリントヒーターの温度を下げる、もしくはOFFにする。
②ひとつ上の印刷モードを使用する


なお以上の対策を講じれば、該当の症状を軽減することは可能ですが、必ずしもその症状が改善される
わけではありません。メディアとインクの相性が根本的に悪い場合はその効果は期待できません。


質問一覧に戻る

トラブルシューティング:製品の動作の問題

q

以前は出力できましたが、突然動作しなくなりました。
印刷中に出力が止まりました。

q

これらの出力上のトラブルが発生した場合は以下のような原因が考えられます。
番号順に各症状を確認頂き、ご対処ください。

1.ネットワークや接続上の問題
出力できない一番の原因としては、ネットワークの設定や接続不良が考えられますので
まず、ケーブルが抜けていないか、しっかりと奥まで差し込まれているかなどの確認を行います。
またネットワーク上のエラーが発生している場合は、プリンター、パソコン、ハブなどのすべての電源を
入れ直します。詳細に関しては以下の「ネットワークトラブルの対処方法:初級編」をご覧ください。
           ネットワークトラブルの対処方法:初級編

以上の作業を行っても症状が改善されない場合は、もう少し詳しくネットワークの設定等を確認する
必要があります。詳しくは次のFAQをご覧ください。

           「IPアドレスを設定しましたが本体を認識しません。」


2.メモリやハードディスク容量の問題
普段出力されているデータと異なり、デザインを施した複雑なデータや長尺出力など出力面積が大きなデータ
を出力する場合、 メモリやハードディスク容量が不足しているために出力できないことがあります。
お使いのパソコンのメモリやハードディスク容量を以下のポイントに注意してご確認ください。

1)メモリの問題
データ作成などで利用するアプリケーションソフトウェアによる影響や、グラデーション等のRIP処理への
負担が大きな場合、RIP処理するためのメモリ容量が不足することがあります。

・他のアプリケーションソフトウェアを起動している場合は終了します。
・他のアプリケーションソフトウェアで作業していたためにメモリ不足に陥る場合があります。
パソコンを再起動してください。
・グラデーションのサイズが大きい場合や数が多い場合、多くのメモリが必要です。
Illustrator等でグラデーションに対して「分割・拡張」処理を実施します。

2)ハードディスクの問題
RIPの内部ではRIP処理後、プリンタ言語に置き換えられてプリント出力ファイルを作成します。
このデータは通常、解像度や面積に比例して大きくなります。
たとえば、長尺出力する場合などは数十GBの容量になる場合もあります。
以上のことからRIP処理を行う前に、十分なハードディスク容量を確保する必要があります。

・ハードディスクの空き容量を十分確保してください。
・RIP処理済のデータをジョブリストに残しておくと、ハードディスク容量が減ります。
不要なデータは RIP上から削除するようにしてください。

なお、原因を特定するために以下の画面のようにテストプリントを実施してみてください。
a)テストプリントができる場合は、メモリやハードディスク容量の問題と考えられます。
b)逆にテストプリントができない場合は、以下「4)RIPシステム自体の問題」にお進みください。

    test

 

3)RIPシステム自体の問題

何らかの原因でRIPシステム自体に不具合が発生したと考えられます。
このような場合は以下のように「アプリケーションソフトの初期化」を実施すれば、改善される場合があります。
ただし、「アプリケーションの初期化」を実施すると設定やデータなどがすべて消去されますので
必要な設定やデータはバックアップを取るようにしてください。
(特に再インストールやアップデートが正常に実施されなかった場合などに発生します。)

   syokika

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:製品の動作の問題

q

[コウオンエラー:デンゲン ヲ イレナオシテ クダサイ]、
[テイオンエラー:デンゲン ヲ イレナオシテ クダサイ]と表示され、製品が起動しません。

q

RE-640には、インクの使用環境に適した環境温度で製品を動作させるように温度センサーが装備されて
います。 これらのメッセージが表示される場合は、設置場所の気温が動作可能な環境温度になっていません。

一旦サブ電源をオフにして、設置場所が環境温度15℃~32℃(推奨20℃以上)になるように調整してください。
そして設置場所が環境温度になった際に再びサブ電源を投入してください。

なお製品本体が長時間高温や低温にさらされた場合、設置場所の環境温度が適温になっても、
製品本体自体の温度が変化しているため、すぐにこのエラーが解消されない場合があります。

 

highandlow


質問一覧に戻る

トラブルシューティング:製品の動作の問題

q

印刷中にインクがなくなりました。

q

印刷中にインクがなくなると、「ピピッ」と警告音が鳴って印刷が一時停止し以下のようにインク残量の画面が表示
されます。 空のインクカートリッジを外して新しいインクカートリッジを差し込めば、自動的に印刷が開始されます。

Roland VersaWorksをお使いの場合、パソコンのディスプレイ上に以下のようなメッセージが表示されます。
上記の作業と合わせて必ず[再試行]ボタンをクリックしてください。

ink_empty

<注意>
・誤って画面を閉じたり、[キャンセル]ボタンをクリックすると印刷が途中で終了してしまいます。
・タイムアウトエラーの状態があまり長く続くと、作業が中止されたとして接続中止になる場合があります。
できる限り、手早くインク交換作業を実施するようお願いいたします。


※このメッセージはRoland VersaWorksからのデータ送信が停止されるために表示されます。
インクカートリッジを交換すると印刷は開始されますが、プリンタ本体バッファ上のデータを使用して
動作しているだけです。 [再試行]ボタンをクリックしないと、しばらくして印刷が止まってしまいます。

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

アプリケーションソフト上で、設定した色と全く異なる色で印刷されます。

q

以下の原因が考えられます。ご確認ください。

1)プリントヘッドの詰まり
ヘッドが詰まっているためにある特定のインクが出力されず、色が異なって出力される場合があります。
たとえば、マゼンタのヘッドが詰まった場合は赤色がオレンジ色で出力されます。
プリントヘッドが詰まっていないかテストプリントを行い、印刷結果に従って各FAQをご覧ください。

 

     「テストプリントを行うと部分的に印刷されません。」

print
   

     「テストプリントを行うと特定の色だけ全く印刷されません。」

print2

 

2)Illustratorの透明機能の影響
Illustratorの透明機能やドロップ&シャドウを利用する場合、「EPS保存」や「印刷」を行う前に
透明機能に合わせた設定を行う必要があります。詳細に関しては以下のページをご覧ください。

         Adobe Illustratorの透明機能について

なお該当データに透明機能が含まれているかは以下の方法で簡単に確認することができます。

 

         Illustrator CS以降の「分割・統合プレビュー」簡易ガイド


3)各種RIP設定の変更
RIP側の選択メディアや各種カラー設定の内容が変更されていないかご確認ください。
「アプリケーションの初期化」や再インストールを実施すると各種設定が初期値に戻っている場合があります。
再度、RIPの設定を行ってください。

 

4)インク色素の沈殿
長期間プリンタを使用していない場合、カートリッジ内でインクの色素が沈殿する場合があります。
一旦インクカートリッジを取り出し軽く振ってインクを撹拌させてから、インクカートリッジを再びセットして、
「パワフルクリーニング」を実施してください。


質問一覧に戻る   選択項目に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

黒やグレーのグラデーションにKインク以外の色が混ざって印刷されます。

q

色変換する過程でカラー品質の設定によっては設定した色と異なる色が混ざります。
原因としては次の2点が考えられます。

1)RIPの色変換による影響
RIP上で色変換された色は必ずしもイメージどおりの色になるわけではありません。
特にイラストデータは色変換を行うことで 単色でも他の色が混ざった状態で出力されることがあります。

Roland VersaWorksには、これらの色の違いを抑える機能として「純色を保存」する機能があります。
この機能はCMYKの1色、2色、あるいは3色を混合される際に余分な色の追加を抑制することで、
イメージ通りの色を出力することができます。

また同様の機能としてはマッチング方式のイラストの設定を濃度カーブと総インク量制限に設定します。
発色に関してはCMYKの数値がインクの量にそのまま反映されるため、純色とよく似た発色を得ることができます。

どちらも以下のように「カラー設定」を[カスタム]を選択すれば、設定することが可能です。
他の設定は現在使用されているモードの各設定値(グレーアウトして薄く表示されています)を選択してください。

s   s

 

これらの機能は本来のカラーマネージメントの考えからは逸脱したもので、イラスト部分には
カラーマネージメントが適応されないことになります。従って正確な意味での色再現性は下がることになります。

 

2)データ作成上の問題
Illustratorなどの設定でCMYK形式ではなくRGB形式でイラストや文字データを作成すると、
RIP上のCMYK形式に変換される過程で色が混ざります。
たとえば、RGBの黒色(R255G255B255)はK100ではなく、他のCMYの混ざった黒色になります。
印刷用のデータはCMYK形式でデータを作成するようにしてください。

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

拡大出力すると文字やイラストのアウトラインがガタガタになります。

q

Illustrator上の設定による影響と考えられます。以下の内容を確認いただきご対処ください。

 

1)Illustratorの透明機能の影響
透明機能を使用されている場合、その影響を受けてデータがラスタライズ処理される場合があります。
ラスタライズ処理された部分は、画像データと同様に拡大率が大きいとエッジがギザギザになります。
Illustratorの透明機能やドロップ&シャドウを利用する場合は「EPS保存」や「印刷」を行う前に透明機能に合わせた
設定を行う必要があります。詳細に関しては以下のページをご覧ください。

               Adobe Illustratorの透明機能について

 

2)Illustratorの出力解像度の設定
イラストレータのアウトラインの精度は、実寸できれいに出力されるように自動的に設定されています。
RIPで拡大した結果でアウトラインの粗さが目立つような場合は、パスの平滑度を調整する必要があります。
詳細に関しては以下のPDFをご覧ください。

               Adobe Illustratorの曲線部分の乱れに対する回避方法



質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

印刷すると横縞が発生します。

q

横縞の印刷ムラが発生する場合、以下の要因が考えられます。

1)プリントヘッドのドット抜け
プリントヘッドの表面に異物が貼り付き、インクを吐出するノズルが塞がれるために「ドット抜け」が発生します。
この状態で印刷すると白い筋が入ったように印刷されます。この白筋がランダムに発生した結果、横縞が掛かった
ように見えます。 詳細な説明及び対処方法に関しては以下のFAQをご覧ください。

 

         「テストプリントを行うと部分的に印刷されません。(ドット抜けの発生)」

 

2)送り補正値の設定について
メディアの厚みによってプリンタのメディアの送り量は変化します。この送り量が大きくずれると 印刷の縦方向に
重ね合わせに狂いが生じて、横方向に筋が入っているように見えたり、極端な場合は白い隙間が発生して白い線
が入っているように見えることがあります。このような場合は送り補正値の設定に問題があると考えられます。
以下の点に注意の上、送り補正値の確認、設定作業を実施してください。

①メディア毎に送り補正値は異なります。必ず設定するようにしてください。
②メディアをロールの状態で使用する場合と端材(切り取られた状態)の状態で送り補正値は異なります。
③巻き取り装置を使用された場合と使用されない場合で送り補正値は異なります。

なお送り補正値の設定に関する詳細に関しては以下のPDFをご覧ください。

               送り補正値の設定方法について


3)双方向印刷の調整について

双方向印刷モード(プリントヘッドの行き帰りで印刷するモード)は速いという特長がありますが、行き帰りで
微妙なズレが生じ、画質が低下することになります。双方向調整が合っていないと左下写真のように粒状感が
上がり、ぼけた画像になります。これを補正してズレをなくすのが双方向補正です。
このズレはヘッド高さやメディア厚みによって変わりますので、お使いのメディアに合わせた補正をお勧めします。

               双方向印刷の調整方法

    
双方向調整 不良                      双方向調整 良

<双方向調整の必要性>

双方向調整は各プリントヘッド固有のものとして変化します。よってお持ちのプリンタ毎に微妙な差があり、
各メディアの特徴にも左右される為、双方向調整は使用するメディア毎に設定されることをお勧めします。
たとえば、塩ビ系メディアとターポリンではメディアの厚みが明らかに異なります。双方向調整を行わずに
塩ビ系メディアからターポリンにメディアを切り替えて印刷すると画質が下がる場合があります。 

①基本的には各メディア毎に設定することを推奨します。(設定値はプリセット機能で保存できます。)
②ヘッドの高さを変更して使用する場合やプリントヘッドを交換した場合に実施してください。

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

印刷すると縦縞が発生します。

q

縦縞の発生はシートの浮き上がりや不安定な送り精度が原因です。
縦縞の印刷ムラが発生した場合は以下の内容をご確認ください。

 

1)ヒーター温度の設定
プリントヒーターの温度が高すぎると、熱の影響を受けてシートが浮いてしまう場合があります。
ヒーターの温度は下げてください。

 

2)シート送りの安定性
印刷中にシートが斜めに送られたり、無理な力が加わると、シートが浮いて縦縞が発生する場合があります。
以下の内容をご確認の上、対処ください。

・ ターポリンなどのメディアはロールの巻きつけ具合が強く、貼り付いたような状態で巻かれていることがあります。
この状態で印刷すると後ろ側から余計な力が掛かり、シート送りの精度に影響を与えます。
後ろ側でシートをたるませて印刷してください。

 

3)双方向調整のズレ
双方向印刷モード(プリントヘッドの行き帰りで印刷するモード)は速いという特長がありますが、行き帰りで
微妙なズレが生じ画質が低下することになります。双方向調整が合っていないと左下写真のように粒状感が
上がり、ぼけた画像になります。これを補正してズレをなくすのが双方向補正です。
このズレはヘッドの高さやメディアの厚みによって変わりますので、お使いのメディアに合わせた補正を
お勧めします。


               双方向印刷の調整方法


    
双方向調整 不良                      双方向調整 良

<双方向調整の必要性>

双方向調整は各プリントヘッド固有のものとして変化します。よってお持ちのプリンタ毎に微妙な差があり、
各メディアの特徴にも左右される為、双方向調整は使用するメディア毎に設定されることをお勧めします。
たとえば、塩ビ系メディアとターポリンではメディアの厚みが明らかに異なります。双方向調整を行わずに
塩ビ系メディアからターポリンにメディアを切り替えて印刷すると画質が下がる場合があります。 

①基本的には各メディア毎に設定することを推奨します。(設定値はプリセット機能で保存できます。)
②ヘッドの高さを変更して使用する場合
③プリントヘッドを交換した場合

 

4)その他
粗悪な状態のメディアやカッティングシートなどに印刷される場合はメディアの表面自体にムラがある場合が
あります。またインクの成分やヒーターの影響を受け易く、伸縮の激しいメディアなどもあります。
メディア自体に問題がある場合も考えられますので、他のメディアでも同様の症状が発生するかご確認ください。

 

以上の操作を実施しても症状が改善されない場合はプリンタ自体の故障の可能性もあります。
当社コールセンターまでご相談頂きますようお願い申し上げます。


質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

出力物にインクが飛び散ったような跡がつきます。

q

プリントヘッドの周りにホコリなどがインクと共に少しずつ付着していった結果、プリントヘッドの周りにインクの塊が
発生します。このインクの塊からプリントヘッドが左右に動作する毎にインク滴が飛び散り、 以下の写真のように
印刷表面を汚すことになります。
この症状は、クリーニングキットによってこのインク溜まりをプリントヘッドやワイパーなどから取り除くことで
解消されます。詳細な説明及びクリーニング方法に関しては以下のページをご覧ください。

 

  ユーザーメンテナンスのススメ botaoshi


質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

データにない不要な線が印刷されます。

q

データにない不要な線が印刷される場合は以下のように「黒い線」と「白い線」に大別されます。
症状に合わせて各対処方法をご確認ください。


【黒い線の場合】

1)セットしたメディアの浮きや反り
ターポリン等の厚いメディアを使用した場合などにメディアが少し浮いた状態になり、
プリントヘッドがメディアを擦ってしまった結果、黒い線が印刷されたように見える場合があります。

メディアクランプ等を使ってメディアの反りを押さえるか、プリントヘッドの高さを上げて対応してください。
また、プリントヘッドがメディアを擦った場合は、ノズル詰まりを起こし印刷品質が下がる場合があります。
詳しくは、以下のFAQをご覧ください。

        「テストプリントを行うと部分的に印刷されません。(ドット抜けの発生)」

2)プリントヘッドの汚れ
プリントヘッドの周りにホコリなどがインクと共に少しずつ付着していった結果、プリントヘッドの周りにインクの塊が
発生します。このインクの塊りに髪の毛などの繊維が付着し、プリントヘッドの周りにヒゲのようにぶら下がった状態
になります。 この状態で印刷を行うと、ヒゲの部分が時折メディアに触れて黒い線を引く場合があります。
インク溜まりをクリーニングキットによってプリントヘッドやワイパーなどから取り除くことで症状は解消されます。
詳細な説明及びクリーニング方法に関しては以下のページをご覧ください。


          クリーニングキットの使い方


【白い線の場合】

1)プリントヘッドのドット抜け
プリントヘッドの表面に異物が貼り付き、インクを吐出するノズルが塞がれるために「ドット抜け」が発生します。
この状態で印刷すると白い筋が入ったように印刷されます。
詳細な説明及び対処方法に関しては以下のページをご覧ください。

          「テストプリントを行うと部分的に印刷されません。(ドット抜けの発生)」

2)送り補正値の設定について
メディアの厚みによってプリンタのメディアの送り量は変化します。この送り量が大きくずれると 印刷の縦方向に 
重ね合わせに狂いが生じて、横方向に筋が入っているように見えたり、極端な場合は白い隙間が発生して白い線
が入っているように見えることがあります。このような場合は送り補正値の設定に問題があると考えられます。
以下の点に注意の上、送り補正値の確認、設定作業を実施してください。

①メディア毎に送り補正値は異なります。必ず設定するようにしてください。
②メディアをロールの状態で使用する場合と端材(切り取られた状態)の状態で送り補正値は異なります。
③巻き取り装置を使用された場合と使用されない場合で送り補正値は異なります。

なお送り補正値の設定に関する詳細に関しては以下のPDFをご覧ください。

          送り補正値の設定方法について


<汎用プロファイルを使用する>
汎用プロファイルを使用する場合はプリンタ本体側で送り補正値を入力して印刷してください。

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

テストプリントを行うと部分的に印刷されません。(ドット抜けの発生)

q

この症状はいわゆる「ドット抜け」と呼ばれる症状です。
プリントヘッドの表面に異物が貼り付き、インクを吐出するノズルが塞がれるためにこの症状が発生します。
「ドット抜け」の状態で印刷すると白い筋が入ったように印刷されたり、特定のインクが部分的に吐出されないため
色ムラを起こして印刷される症状が発生します。

 dot

 

以下のようにクリーニング作業を実施ください。
なお、どうしても症状が改善されない場合はプリントヘッドの寿命の可能性もありますので
コールセンターまでご相談頂きますようお願い申し上げます。

1)数か所のみドット抜け
比較的軽い症状です。
本体操作パネルの[CLEANING]キーを押してクリーニングを数回実施します。

dot2

2)大きな幅に渡ったドット抜け
大きな異物がヘッドをふさいでいると思われます。
本体操作パネルの[CLEANING]キーを押してクリーニングを数回実施します。
改善されない場合は本体操作パネルよりパワフルクリーニングを実施下さい。

dot1

 

プリンター本体のクリーニング機能によって症状が改善されない場合は、
プリントヘッド周りのクリーニングを実施すると効果があります。詳細に関しては以下のページをご覧ください。

 

          クリーニングキットの使い方



質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

テストプリントを行うと特定の色だけ全く印刷されません。

q

テストプリントを行って特定のインク色が出力されない場合は以下の画像のように出力色が異なって印刷されます。

 

1)プリントヘッドが完全に詰まってしまった。
プリントヘッドの乾燥やメディア等を擦ったためプリントヘッドのノズルが詰まりインクが出なくなったと考えられます。
このような場合は本体操作パネルよりパワフルクリーニングを行ってプリントヘッドのノズルの詰まりを取り除きます。

以上の作業を行っても症状が改善されない場合はプリントヘッドが完全に乾燥したために、 乾いたインクがノズル
面で固まっている可能性があります。

以下「ユーザーメンテナンスのススメ」ページの末尾にある「プリントヘッド詰まりが改善されない場合の応急処置」を
実施ください。

 

          ユーザーメンテナンスのススメ

 

2)インクチューブ内に空気が混入してインクが出ていない。
インクが空になったにもかかわらず、そのままインクカートリッジが空の状態で印刷を行うと
プリンタ本体のチューブ内に空気が混入し、新しいインクカートリッジをセットしても特定のインク色のみ出なくなる
ことがあります。このような場合はチューブ内の空気を取り除くために本体操作パネルよりパワフルクリーニングを
行って、インクチューブ内にインクを充填させます。

 

3)その他
この症状が頻繁に発生する場合は次のような要因が考えられます。
キャップの淵が完全に乾いた状態になるとプリントヘッドとキャップの間に隙間が生じて、そこから空気が混入する
場合があります。以下の方法でキャップの部分の補修することで症状が改善する場合があります。


<キャップ部分の補修方法>
①以下のユーザーメンテナンス作業ガイドに沿って、キャップ部分の清掃のみ行います。

②次にクリーニングリキッドをクリーニングスティックのスポンジにたっぷり浸み込ませてから、
下図の赤色部分に沿って出力されないインク色のキャップの淵を拭き上げます。
(クリーニングリキッドが少ししたたるぐらいの状態にします)

  cleaning

③ユーザーメンテナンス作業ガイドに沿って作業を終了します。

          ユーザーメンテナンス作業ガイド


なおどうしても症状が改善されない場合は、プリントヘッドの寿命の可能性もありますので
当社コールセンターまでご相談頂きますようお願い申し上げます。

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

CorelDrawX3/X4からのPSドライバを使い、Roland VersaWorksで拡大や縮小して出力すると
実際のサイズと異なり余白がついたり、一部分しか出力できなかったりします。

q

CorelDrawX3/X4の出力用コードとPSドライバとの関係により発生する問題です。
回避方法としては対象のデータを『eps』形式でファイル保存を行い、Roland VersaWorksのジョブリストに
ドラッグ&ドロップをして出力を行ってください。

 

質問一覧に戻る

トラブルシューティング:プリント関連

q

Illustratorから出力を行うとデータの色が黒や茶色など濃い色に変わってしまいます。

q

対象データの塗りにオーバープリントがかかっている可能性があります。
出力時、以下の手順を行い塗りのオーバープリントを破棄して下さい。

 

【ファイル】 → 【プリント】 でプリント設定を行います。

 

【詳細設定】を選択し、オーバープリント内のタブで【破棄】を選択し【プリント】を実行します。


 

質問一覧に戻る