ヘッド周りに付着した汚れが、メディアに接触して起こる現象です。また、静電気が帯電している場合やヘッドをこすってしまった場合にも同様の症状が起こります。
① プリントヘッド周りのクリーニングの実施
クリーニングキットを使ってプリントヘッドやワイパーなどから汚れを取り除く作業を行なってください。
② 環境面の対策
静電気が原因の可能性があるため、静電気が発生しにくい環境を作ります。
③ プリントヘッドの高さを下げる
プリンター本体のヘッドの高さを変更します。(ヘッドがタカイの場合は改善する可能性があります)
※30インチサイズのプリンターではプリントヘッドの高さを変更することができません。
④ ヘッドスピードを下げる
ヘッドスピードが遅いほど効果があります。
⑤ ヒーターの温度を上げる
プリントヒーターの温度を上げます。
※メディアによっては熱変形によりシワが発生する場合があります。
⑥ ミドルピンチローラを外す
プリント&カット機をお使いのお客様で、ミドルピンチローラ付近で症状が発生する場合はミドルピンチローラを外します。
⑦ メディアファイルの最適化
選択しているローランドメディアファイル【用紙の種類】や【印刷品質】を変更してください。
※④の解決方法と同時に行っていただくと効果的です。
⑧ インサツチュウクリーニング機能を使う
【メニュー】内の印刷中クリーニング機能をお使いください。
※SP-300/300V/540Vはインサツチュウクリーニング機能がありません。
⑨ メディア送りの安定性調節
メディアの送りが不安定になっていることで、印刷ムラが発生している可能性があります。
⑩ 他のメディアで印刷
帯電しやすいメディアもあります。他のメディアで印刷をお試しください。