iDecora iD-01についてよくある質問をまとめました。 ※2012年発売時点の情報です

購入について

Q. 購入を検討していますが、どこで購入できますか?
A. Roland DG Online Shopでお求めいただけます。
Q. 初めて購入しますが、セットアップは簡単にできますか?
A. iDecoraは家庭用プリンターと同様、簡単にセットアップできます。製品本体の設定は特にありません。付属のソフトウェアやドライバをインストールして、付属のUSBケーブルでパソコンと接続するだけです。
Q. カッティングデータの作成は難しくないですか?
A. iDecoraは初めて購入される方でも付属のソフトウェア(iDecoraCreator)で簡単にカッティングデー タを作成することができます。ワープロ感覚で画面上に文字を入力し、マウスを使って直感的な操作でサ イズやレイアウトを決めて出力します。また作画機能も備えていますので、簡単なイラストの作成も可能 な上、ロゴやマーク等も、画像データを読み込み、輪郭を抽出して簡単にカットさせることができます。
Q. 設置スペースや使用環境について教えてください。
A. 本体の大きさは、幅230mm×奥行158mm×高さ108mmです。 環境:温度は5~40℃、湿度は35~80%(ただし結露のないこと)の範囲でご使用ください。 安定した台の上に設置してください。不適切な場所での作業は、誤動作や故障の原因になります。

●次の場所は設置には適していません。
- 揺れや振動のある場所
- 床が傾いていたり平らでなかったり不安定だったりする場所
- ほこりや塵の多い場所
- 電磁波など電気的・磁気的なノイズが多い場所
- 放熱効果の悪い場所
Q. iDecoraでどんな事ができるのでしょうか?
A. 文字や図形をきれいにカットできます。プリンターと組み合わせて、写真やイラストを使ったシールを 作ることもできます。カットするシートを変えれば、ペーパークラフトやアイロンプリント、ラッピングテープ等アイデア次第でいろいろな用途が広がります。
Q. 製品以外に何が必要ですか?
A. 基本的にはWindowsパソコンさえご用意頂ければ、必要なものはすべて製品に付属されています。 カッティング用のシートはお試し品(ピンク色)が2枚付属しています。必要に応じて別途お買い求め ください。また作業用のツールとして、精密ピンセットやカッター、スキージーなどがあれば便利です。 ただしこれらの商品は当社で取り扱っておりません。 申し訳ございませんが、文具店/ホームセンター等でお買い求めください。
Q. Macには対応していますか?
A. Windowsのみの対応となっております。Macではお使いいただけません。
Q. パソコン以外から出力できますか?
A. Apple社の無線ネットワークルーター「AirMac Express」、または「AirMac Extreme」にiDecoraをUSB接続することでiPhone/iPad用のiDecoraアプリを使ってカットすることができます。アプリはApp Storeで無料ダウンロードいただけます。
注) iDecoraにAirMac、iPhone、iPadは付属していません。また、iDecoraとiPhone/iPadを直接繋ぐことはできません。
Q. iDecoraはどのぐらいの精度を持った機械なのか教えてください。
A. iDecoraは通常のカッティングマシンに比べて非常にシンプルな構造で設計されており、使い易さや価格を重視して開発されているため、微細な精度を問うコントロールはできません。
そのため、精度等の表記は行っておりません。もちろん一般の方が使用される上においては十分な精度を持っていますが、精度を求める場合や、看板業などにおいて本格的な業務でお使いになる場合は、当社カッティングマシンの上位機種をお勧めします。

<真円のカット画像>

仕様について

Q. STIKAを使っていますがDr.STIKA PLUSのデータはそのまま使えますか?
A. Dr.STIKA PLUS(拡張子:stx)のデータは読み込む事ができません。
CutStudioのデータ(拡張子:cst バージョン1.26以降)であれば読み込む事ができます。
Q. どんな種類のシートがカットできますか?
A.
・糊付き塩化ビニールシート(塩ビシート:基材部厚み0.1mm 以下、台紙を含めた厚み0.3mm 以下)
・ラベル紙(台紙を含めた厚み0.3mm 以下)
・アイロンプリントシート(熱転写シート:基材部厚み0.1mm 以下、台紙を含めた厚み0.3mm 以下)
・上質紙(中厚)

※紙の素材によってはカットできないことがあります。また、紙をカットする場合は、粘着台紙をご使用ください。
Q. カッターの突出し量の調整は簡単ですか?
A. iDecoraにはゼロプレートという刃先調整ツールを付属しています。これを使う事によりカッターホルダーのキャップ先端面とカッターの刃先が揃います。あとはキャップを回してシートの厚み分だけカッターの突出し量を調整します。
Q. iDecoraに取り付け可能なシートのサイズやカッティングできる範囲を教えてください。
A. 取り付け可能なシートサイズは幅100~105mm(はがきやA6サイズと同じ幅です)長さ1100mm以下ですが精度を保つためにも、長さは300mm以下にすることをおすすめします。カッティング可能なサイズは幅60mm(※)、長さ1000mmです。

※ 最大幅は、iDecora Creatorの設定により70mmに拡張できます。ただし、作品にピンチローラーの跡がついてしまうことがあります。ご注意ください。カッティング範囲の拡張のしかたはiDecora Creator ヘルプの「[シートサイズ]」をごらんください。
Q. iDecoraは端切れになった短い幅のカッティングシートを取り付けることはできますか?
A. iDecoraは、用紙を留めるピンチローラーの位置が固定されているため、ピンチローラーを任意の幅に調整してシートを取り付けることはできません。
Q. iDecoraは用紙幅サイズ以上の物をカッティングすることはできないのですか?
A. 作図エリアは拡張して70mmですので、一辺70mm以上の物はカッティングすることはできません。
Q. iDecoraでカットできる最小の文字サイズを教えてください。
A. 英数文字で10mm角程度、漢字で20mm角程度です。もっと小さな文字もカットすることは可能ですが余分な部分を剥がすときに必要な部分まで剥がれてしまうため、実用的なサイズとしてはこのぐらいが限界とお考えください。
Q. iDecoraでカットできる最大の文字のサイズを教えてください。
A. 以下になります。刃先量や材質によっても異なりますので目安としてください。カット圧より 50~60 gf 以上上げても切り残しができるときは、カッターの寿命が考えられます。
Q. iDecora Creatorの対応OSについて教えてください。
A.
Windows® 7(32/64ビット版)
Windows Vista®(32/64ビット版)
Windows® XP(32/64ビット版)
※Windows 8(32/64ビット版)は正式対応(動作保証)ではありませんがご使用いただけます。
iDecoraCreatorとWindowsDriverのバージョンアップをしてください。ダウンロードはこちら
※64ビット版WindowsではWOW64上で動作します。
Q. iDecora Creatorで利用できる文字フォントを教えてください。
A. Windowsに登録されているTrueTypeフォントと、TrueTypeベースのOpenTypeフォントを利用できます。
Q. iDecora Creatorに取り込める画像のファイル形式について教えてください。
A. bmp、jpg、gif、png(透過png以外)、cst(Roland CutStudio)、Illustratorバージョン7/8形式の ai、epsファイルを取り込むことができます。
Q. データの作成はWord,EXCELなどからも可能ですか?
A. WordやExcelからは出力できません。
Q. 特殊な電源が必要ですか?
A. iDecoraは家庭用100V電源で動きます。消費電力は約17Wです。
Q. 純正品以外の市販されているカッティングシートをカットすることはできますか?
A.
塩化ビニールシート=基材部厚み0.1mm 以下
台紙を含めた厚み0.3mm 以下ラベル紙=台紙を含めた厚み0.3mm 以下
アイロンプリントシート=基材部厚み0.1mm 以下
台紙を含めた厚み0.3mm 以下

以上の仕様を満たす一般的な塩ビのカッティングシートならば、カッティングすることは可能です。ただし、市販のカッティングシートの中には業務用や特殊な用途にむけて作られたシートがあり「厚み」や「硬さ」が障害となってiDecoraの能力ではカットできないものもあります。また、プラスチック系の硬い素材はカッターの寿命を縮めますので予めご了承ください。

<市販のカッティングシートのご購入に当たって>
端切れ等を入手してテストカットしてみてください。
付属のテスト用シートを見本に文具事務機店/ホームセンター/カーショップなどで同種のシートを購入してください。また条件を満たさないカッティングシートや情報がないものに関しましては端切れ等を入手してテストしてから購入されることをお勧めします。
Q. "アプリケーションシート"とは何ですか?
A. カッティングシートの切り抜いた部分の位置を固定したまま対象物に転写するためのシートです。 塩ビシートよりは粘着の弱いシートで、対象物に貼り付けると切り抜いた部分のみ残して剥がすことができます。粘着力のある限り、繰り返し使えます。市販のマスキングテープでも代用できる場合があります。
たとえば複数の文字を一文字ずつ位置合わせしながら、貼り付けていく作業は非常に困難な作業です。切り抜いた部分のみをアプリケーション側に転写して貼り付ければ文字の間隔や向きを損なわずに画面通りの配置で簡単に貼り付けることができます。

なお、詳しくはこちらのpdfファイルをご覧ください。

Q. コピー用紙、ケント紙、厚紙などもカットすることができますか?
A. 紙の素材によってはカットできないことがあります。また、台紙のない紙カットする場合は、オプションの粘着台紙に貼り付けてご使用ください。紙をそのままカットした場合はカッター刃が突き抜けて製品本体に傷をつけ、最悪の場合穴を開けることになりカット品質を損ないますので使用しないでください。
傷がついてしまった場合はサプライ品のカッタープロテクションを交換してください。
(予備が1枚付属されています)
Q. Tシャツなどにマーキングを行う熱圧着シートやマスキングシートなど特殊な用途で使用するシートも 使用できますか?
A. iDecora用のアイロンプリントシートをご用意しております。当社オンラインショップでご購入いただけます。マスキングシートに関しては、販売しておりませんが、市販のシートで使用可能な物があります。
Q. 付属のUSBケーブルを紛失(破損)したので市販のUSBケーブルを使用したいのですが、問題はありませんか?
A. 市販のUSBminiでもお使いいただけます。(長さ1m以内を推奨)
Q. ロールシートを使用するための専用台やスタンドはありますか?
A. iDecoraはロールシートに対応していないため専用台やスタンドは用意していません。 ロールシートは1100㎜以下のサイズに切り取ってご使用ください。
Q. 一度使ったシートを使いまわしたい場合はどうしたら良いですか?
A. 一度使ったシートの余白に別のカットを行いたい場合には、iDecora Creatorで、カットしたい場所に データを動かしてください。実際のカット位置とiDecora Creatorの画面上のデータの位置は一致します。 (シートのセット位置が正しいことが前提です)シートの余白位置をよく確認してデータを作成してください。
Q. 電源が自動で切れる設定はありますか?(電源が勝手に切れてしまいます)
A. iDecoraにはオートパワーオフ機能が備わっています。電源がONの状態で使用しないまま30分が経過す ると自動的に電源がOFFになります。電源がOFFになるまでの時間は、iDecora Driverで変更できます。
Q. 純正のカッターで、ゼロプレートを使っても刃先の出し量がゼロにならない物があります。
A. 業務用の特殊カッター(ZEC-U1710、ZEC-U3100、ZEC-U3075)は、刃物の全長が少し長い為、ゼロプレートはお使いいただけません。

アプリについて

Q. iDecora Creatorで文字の出力方向を変更するにはどうすればよいのですか?
A. Windowsドライバ、もしくは使用されているアプリケーションソフトの書類設定等で縦横を切り替えることができます。横に長くする場合は通常の文字フォントを使用すればよいのですが、縦に長く出力する場合は縦文字に切り替えてデータを作成します。また、縦横を切り替えず、データ自体を90度回転させ出力させる方法もあります。
Q. iDecora Creatorで縦書きする方法を教えてください。
A. 書式のプロパティでフォント名の下にある「縦書きフォント」にチェックを入れてください。 フォント名の先頭に「@」マークが付いているフォントを選ぶと、縦書きになります。 ただし日本語書体の全角文字のみの対応です。半角文字には対応していません。
Q. iDecora App - iPhoneやiPadから直接出力することができますか?
A. iDecoraは、iPhone/iPadと直接通信することができません。Apple社のAirMacExpressという無線ルー ターを中継しておこないます。AirMac Extremeにも対応しています。
Q. iDecora App - Apple製以外の無線ルーターは使えますか?
A. 接続検証をしておりませんので、動作保証外となります。
Q. iDecora App - 対応するiPhone/iPad/iPodTouchの機種を教えてください。
A.
iPhone 3GS/4/4S/5
iPad 1/2/2012年バージョン
iPod touch 第3世代/第4世代/第5世代
【適合OS】iOS5.0以降
※iPad miniは未検証のためサポート対象外です。
Q. iDecora Appでどのようなことができますか?
A. ステッカーの作成、似顔絵の作成や、iPhoneやiPadのカメラ機能を使って、対象物にステッカーやシールを貼ったときをイメージできるエア貼りが楽しめます。
Q. iDecora Appで作ったデータはiCloudに保存できますか?
A. できません。
Q. iDecora App - iPhoneやiPadを機種変更した場合、元の機種にあるデータを新機種に移すことはできますか?
A. できません。
Q. iDecora Appで作ったデータをパソコンのiDecora Creatorで使うことはできますか?
A. iDecora Creatorとのファイル互換性がなく、使えません。
Q. iDecora Appの使い方について質問したいのですが、どちらに連絡すればいいですか?
A. 当社コールセンターまでご連絡ください。
Q. iDecora App - データの大きさはどのようにすれば変えられますか?
A. タップして選び、ピンチ(2本の指でつまんだり広げる動作)するとサイズが変わります。
Q. iDecora App - データは数値入力で大きさを変えられますか?
A. ピンチ操作のみになります。
Q. iDecora App - 端に出ている目盛は何mmですか?変更は可能ですか?
A. 目盛は1mmです。目盛のサイズ変更などできません。
Q. iDecora App - データの保存方法は?
A. データ作成後一度「出力へ」をタッチすると保存されます。
Q. iDecora App - 文字の縦書きの方法は?
A. テキストをタッチすると横書き/縦書きが選べます。
Q. iDecora App - データの回転はできますか?
A. データの回転はできません。テンプレートの選択で縦書きか横書きを選んでください。
Q. iDecora App - 複数の文字列は作れますか?
A. 改行することはできますが、2つ以上の文字列を配置することはできません。
Q. iDecora App - データ作成中にスタンプは作れますか?
A. 途中では作成できません。
Q. iDecora App - 似顔絵以外のスタンプは作れますか?
A. 作れません。
Q. iDecora App - スタンプはどうしたらシートに配置されますか?
A. スタンプをタッチして選び、そのまま画面のシート上にスライドすると配置されます。
Q. iDecora App - エア貼りした時に「カメラロール保存」 とありますがどこに保存されますか?
A. iOSに標準で入っている「写真」アプリの中に保存されます。
Q. iDecora App - 作成した似顔絵はどこに保存されていますか?
A. スタンプの似顔絵のなかに保存されます。
Q. iDecora App - 1枚のシートに配置できる文字、スタンプに制限はありますか?
A. 255文字、スタンプ100個までです。

トラブルシューティング

Q. カット位置がずれてしまい、困っています。
A. シートに折り目やしわがあると、シートが正しく送られず位置がずれることがあります。折り目やしわをのばしてシートをセットしなおしてください。また、シートの種類によっては、シート送りがうまくいかない場合があります。
- カット中、前後に動くシートが障害物に当たるとカットが妨げられ、カット位置が前後方向に ずれることがあります。iDecoraの前後にある障害物を取り除いてください。
- カッターの突き出し量が適切ではない場合があります。カッターの突出し量を調整してください。
Q. 長いシートを出力するとうまくカットできないことがあります。確実にカッティングさせるためには どうすればよいのか教えてください。
A.長めのシートをカッティングする場合、シートが斜めにセットされたために動作中に本体内側側面にシートが当たってしまい、 うまくカッティングできない場合があります。このような場合、動作させる前にシートを前後に動かして詰まったり外れたりせずにシートが送れるか確認することで防ぐことができます。 
Q. 小文字を上手くカットする方法を教えてください。
A.  
1)刃先の調整 
 カッターホルダーの刃出し調整をカット可能なぎりぎりの刃出し量に調整して、粘着層になるべくは先が触れないようにしてください。また、なるべく新しい刃物を使用したほうが切れ味も鋭く深く刃物を入れないでカットすることができます。(刃先が磨耗していたり、少しでも欠けていたりしていると切れ味が鈍るためそれだけ深く刃物を入れる必要があります)
2)カット速度を落とす
 小さな文字をカットする場合はカッティングマシンも精細な動きをしますので、動作速度を落としたほうが仕上がり状態も向上します。iDecoraのカット速度はiDecora Createrから出力する際、詳細設定の中で「ゆっくり」に設定します。
 ※iDecolaAppliではこの設定はできません。
3)新しいカッティングシートを使用する
 カッティングシートは保存する温度や湿度の影響を受けて時間とともに粘着材が弱くなってきます。そのため接着面の少ない小文字や濁点などはカッティング動作中や余分な部分を剥がす際に台紙からはがれてしまいますのでなるべく開封後新しいものを使用したほうがこのような状況を避けることができます。
 また開封後のカッティングシートは温度や湿度変化に受けないようになるべく密封した状態で保存してください。(むき出しの状態ではなく、開封前となるべく同じ状態で保存することをお勧めします)
4)シートの余分な部分の剥がし方
 小文字の場合は非常に細かくカットされるので、一度に余分な部分を剥がすことができません。文字毎に切れ目を入れ、さらに剥がしやすいように細かい切れ目を入れシートを剥がすと失敗を防ぐことができます。
 また必要な部分が剥がれたり、台紙の上で動いてしまったりした場合は、台紙に薄く文字の跡が残っていますので精密ピンセットなどを使って元の位置まで最初の配置通りに戻してください。多少粘着力は落ちているかも知れませんが、まだ十分使用することはできます。
Q. 突然動作しなくなりました。
A. 以下のような原因が考えられます。

1)USB接続に関わる問題(ポート設定の問題)
  Windows Driverのポートの設定で「USB001、USB002、・・・」といくつかある場合は順に試してみてください。
2)USB接続に関わる問題(ハード的な問題)
  パソコンにUSBの差込口が2つ以上ある場合は差し替えてみてください。
3)USBポートの異常
  USBポートのシステム上の問題、デバイスマネジャーを開いて更新してください。
4)プリンタドライバの印刷キューが一時停止になっている。
  Windowsのスタートボタン[コントロールパネル]→[プリンタ(とFAX)]を開いてカッティングマシンのドライバの
 プロパティで[一時停止]や[オフライン]になっていないか確認してください。
5)他のUSB機器の影響
  他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生している可能性があります。他のUSB機器を外してみてください。
  また、USBハブを使用している場合は外して直結してみてください。他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生して
  いる場合は各機器やハブのマニュアル等に対策方法がないかご確認ください。

 以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターまでご相談ください。

以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターにご相談ください。
Q. データを送っても本体が動作しません。
A. 以下のような原因が考えられます。

1)ドライバーが正しくインストールされていない
マニュアル等に記述されている以外の方法で、強制的にWindowsドライバーをインストールされた場合は正常にドライバーが動作しません。一旦インストールしたドライバーを削除して正規の方法で再インストールしてください。

2)ソフトウェア上の問題
①カッティングデータが出力枠外に配置されている。ソフトウェア上で誤って出力範囲の枠外にデータが配置されていたり、アプリケーションソフトとプリンタードライバーの出力範囲が異なっている場合、データの配置や出力範囲を確認ください。ソフトウェア上のデータの配置を確認ください。
・アプリケーションソフトとプリンタードライバーの出力範囲が異なっている可能性があります。出力範囲を合わせてください。

②CutStudioを使用している場合
画像データは自動的に輪郭抽出されません。画像データを読込んだ後には必ず「輪郭線抽出」を実施してください。

③Illustratorを使用している場合
Illustratorの出力範囲が「ページツール」によって変更された可能性があります。アートボードの左下隅に「ページツール」を合わせてください。

3)その他:他のUSB機器の影響
システム上や接続上の問題が考えられます。

以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターにご相談ください。
Q. 曲線が滑らかにカットできません。(カット線がガタガタになる。 )
A. 以下のハード上の要因をご確認下さい。

1)刃先量の調整
 刃先量の調整が誤っていると正確にカッティングすることができません。カットテストを行って正しい刃先量で動作させてください。
2)カッター刃やカッターホルダーの消耗
 カッター刃が消耗したり、欠けたりしていないかご確認ください。カッターホルダーも消耗品です。頻度にもよりますが長年使用すると劣化してきます。老朽化しているものは新しいものと交換してください。
3)ゴミや埃の影響
 ・カッターの刃先にゴミが付いていると正確にカッティングできない場合があります。
 ・ カッターホルダーの中にゴミが溜まると精度が下がります。
 ・シートを挟むローラーに埃がたまってとシート送りがうまくできないため、精度が下がります。
4)用紙サイズの設定
 用紙サイズが大きすぎる可能性があります。 ドライバーをお使いの場合、用紙サイズが大きすぎると曲線が滑らかにカットできません。 用紙サイズ(長さ)を出力データのサイズに合わせてください。
5)カッタープロテクタに傷が付いていないかご確認ください。
 カッターがシートを貫通して下部のカッタープロテクタに傷が付いた可能性があります。
 何回も同じところに傷をつけるとカッタープロテクタに穴が開き、その部分でカッター刃を動作させると突き抜けて正常にカッティングできなくなります。 このような場合はカッタープロテクタを交換してください。
6)シートとの相性の問題
 使用されているカッティングシートがiDecoraに不向きな場合があります。たとえば非常に薄いカッティングシートでも、材質自体が硬質なものやガラス繊維などを含んで切れにくいものがあります。標準的なカッティングシートで切れ味をご確認ください。
Q. きれいにカットする方法を教えてください。
A.
・カッターの突出し量が適切でない場合、きれいにカットできないことがあります。カッターの突出し量を調整してみてください。
・カッターホルダーがしっかり固定されているか確認してください。カット中にカッティングキャリッジのネジがゆるんでしまう事があります。
・カッターの刃先を確認してください。刃先が欠けていたり摩耗していると影響がでてきます。
・カット中にカッティングキャリッジの動きがスムーズでなかったり異音が聞こえる場合、ガイドシャフトの汚れを取り除いてください。
・シートアジャストレバーが上がっているとシート送りが安定せず、カット中にシートずれることがあります。シートアジャストレバーを確実に下げてください。
・カッターオフセットを確認し、iDecora Creatorで正しく設定してください。オフセット値が違っていると角が丸くなったり、少し飛び出る場合があります。
Q. カッティングの始点と終点が合わなかったり、シートがズレたりします。
A. 以下のような原因が考えられますので、確認の上再度出力してみてください。 
1)シートのズレ
 ・カッティング中にシートがあたってシートがズレた。
 ・シートを挟むローラー部に埃がたまっていてシートを挟むローラーがすべった。
 ・シート表面に油分や埃があってシート送りがすべった。
2)カッター刃
 ・カッターの刃を出しすぎで、シートに引っ掛かった。
 ・カッタープロテクタに傷が付き、穴が開いたためにカッター刃が引っ掛かった。
3)データの問題
 ・画像データの輪郭を抽出したデータやソフトウェア上で線分を繋いで作成した
  データは始点と終点が合っていない場合があります。ソフトウェア上の画面を
  拡大して始点と終点があっているかご確認ください。

<真円のカット画像> ※これはiDecoraの正常の範囲です iD-01
Q. 部分的に跳ねて点線(ミシン目状)にカットされます。
A. カッター刃にはオフセット(刃物の中心と刃先の距離)があり、カッティング中に進行方向に回転してカットしています。カッターホルダー内部が汚れるとカッター刃がスムーズに回転しなくなり、刃物が横を向いたままカットしようとするので、この症状が発生します。

1)カッターホルダーの先端部分を外し、内部を清掃してください。
2)カッターホルダーを清掃し、カッターを交換しても改善されない場合はカッターホルダーの寿命です。カッターホルダーを新しい物に交換してください。
3)その他以下のような原因が考えられます。
 ・カッター刃の刃先が欠けている。(新しい刃物に交換してみてください)
 ・カッタにシート粕が付着している。(刃先を清掃してください)
 ・シートを貫通した場合の刃先保護の樹脂シート(カッタープロテクタ)の傷がひどい。
  (カッタープロテクタの交換が必要です)
Q. iDecoraの故障や破損の場合はどこに修理を依頼すればよいのですか?
A. 故障等のために修理が必要な場合は当社リペアセンターまでお問い合わせください。 購入後1年間、正常なご使用状態のもとで発生した故障は当社が別に定める条件に当てはまる場合を除き 無償で本体交換をさせていただきます。(保証書の規定に基づき有料となる場合もあります)
Q. iDecoraの故障や破損の場合に出張修理は可能ですか?
A. iDecoraは「持込修理対象機種」です。申し訳ございませんが、出張修理は行っておりません。 当社リペアセンターまでお送りください。
Q. iDecoraのメンテナンス方法について教えて下さい。
A. 通常の使用では日常的なメンテナンスは特に必要ありませんが、しばらく使っていなかったり、消耗品を交換するついでに本体の駆動部分(シャフト、ピンチローラー)にほこりが溜まっていないか、カッターホルダーのキャップ内に切り屑などが入っていないかご確認ください。
カッターホルダーのキャップ内の掃除は黒いキャップを外し、キャップ内を確認してください。切り屑などがある場合は先の細い棒などで掻き出してください。
Q. カットしたシートを窓ガラスにバランスを崩さずに貼り付ける方法を教えてください。
A. たとえばカッティング済みのいくつかの文字を一枚ずつ貼っていくと、文字が傾いたり、文字間のバランスが崩れたりします。そこで、通常カッティング済みのシートを貼り付ける際は「アプリケーションシート」を利用します。「アプリケーションシート」は通常の塩ビシートよりは粘着が弱いシートで、カッティング済みのシートを一旦移しとって指定の場所に貼り付けることができます。
Q. シートを貼り付けると表面がでこぼこします。うまく貼り付ける方法を教えてください。
A. 貼り付けたシートの表面がでこぼこする原因はシートと貼り付ける場所との間に気泡が入るためです。小さな物ならば、平らなヘラ状のものを表面に押し当てて気泡をなくすことも可能ですが、接着面が大きなものは「水貼り」を施します。また小さな気泡は少し質感を損ないますが、針で穴を開けて延ばしてやる方法もあります。なおカッティングシートを貼り付ける際には平らなヘラ状のものとして物差しなどでも代用できますが、カッティング専用のスキージー(ゴム/プラスチック製のヘラ)を使用することをお勧めします。
Q. カッティングを施したシートを窓の内側から貼り付けて使用することはできますか?
A. データを左右反転にすることで可能です。しかし糊面から見たシートの色になりますのでご使用されるシートの裏面の色をご確認してカットしてください。ただし、糊とガラスの組み合わせによっては多少違った風合いに見える場合もあります。 また貼り付ける際は気泡が入らないように貼らないと質感を損ないます。