「プリンタ制御」の詳細説明 |
<プリンタ制御とは>
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安定したプリント出力や高画質出力にはプリンタを微調整する必要があります。通常、プリンタ制御メニューは設定を変更することはありません。用紙の種類を選択すると適切な値が自動的に設定されます。
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<一般> |
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出力後に用紙をカットする: | |||
印刷する毎にメディアを自動的にカットします。 | |||
ページ間隔: | |||
印刷後、指定された長さだけメディアを送って 余白を確保します。 |
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オーバープリント: | |||
指定された回数だけ重ね打ちをして印刷します。 | |||
<送り補正制御> | |||
送り補正の制御方法を選択します。 | |||
<その他の制御> | |||
吸着ファンパワー: | |||
メディアをプラテンに吸着させる 強さを設定します。 |
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乾燥時間: | |||
印刷したジョブの乾燥時間(分単位)を 設定します。 |
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ヘッドの高さ: | |||
印刷するときのプリントヘッドの高さを 設定します。 |
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<ヒーター制御> | |||
プリンタに内蔵されたヒーターの制御方法を 選択します。 |
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プリンタによって、選択できるヒーターの種類が 異なります。またドライヤーの温度設定ができな いものがあります。この場合、オンとオフの切り 替えのみ可能です。 |
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<プルダウンメニューの概要> |
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A.メディア毎の推奨設定を使用 | |||
[品質]の「用紙の種類」と連動して、自動的に 最適な値に設定します。 |
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B.推奨値以外に個別設定する | |||
RIP側から各設定をコントロールする場合 | |||
C.プリンタ本体の設定を使用 | |||
プリンタ本体の設定値を利用する場合 |
<プリンタ制御メニューの使用例>
プリンタ制御メニューは基本的にはそのパラメータを変更する必要はありませんが、
以下のような場合は各パラメータを個別に調整する必要があります。
1)プリント&カット時に乾燥時間を設定する
プリント&カットする際、メディアによってはインクの乾燥性が低いものもあります。
インクが乾いていない状態でカットすると刃先にインクが付いて、印刷結果を損なう場合があります。
プリントとカットの間に一定の乾燥時間を設けることできれいに仕上げることができます。
プリント |
乾燥
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カッティング
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2)サードパーティ製メディアの送り補正値を設定する
サードパーティ製メディアには送り補正値が登録されていません。従って使用するメディア毎に送り補正値を測り、
その値をプリンタ本体もしくはRIPで設定する必要があります。
(メディアエクスプローラ登録時に入力することをお勧めします)
★「プリンタ制御」の操作や設定方法に関する詳細はこちらをご覧ください。
「プリンタ制御」の操作ガイド
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