GS-24についてよくある質問をまとめました。

購入前/購入について

Q1. 初めて購入しますが、セットアップは簡単にできますか?
A. GS-24は初めて購入される方でも家庭用プリンターと同様、簡単にセットアップできます。
製品本体の設定は特にありません。付属のソフトウェアやドライバーをインストールして、USBケーブルでパソコンと接続するだけです。
Q2. 初めて購入しますが、カッティングデータ作成は難しくないですか?
A. GS-24は初めて購入される方でも付属のソフトウェアで簡単にカッティングデータを作成することができます。
ワープロ感覚で画面上に文字を入力し、マウスを使って直感的な操作でサイズやレイアウトを決めて出力します。
また作画機能も備えていますので、簡単なイラストの作成も可能な上、ロゴやマークなども画像データを読込んで輪郭を抽出して簡単にカットさせることができます。
さらにGS-24自体は小型のカッティングマシンですが付属のソフトウェアの分割機能を使って、出力物を貼り合わせることでGS-24の持つカッティング範囲以上の出力物を作成することができます。
Q3. Windowsで使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?
A. カッティングシートやアプリケーションシートは付属されていません。
必要な色や量を別途ご購入ください。 また、作業用の便利ツールとして精密ピンセットやカッター、スキージーなどがあれば便利です。
ただしこれらの商品は当社で取り扱っておりません。
申し訳ございませんが、文具事務器店/ホームセンター等でお買い求めください。
Q4. GSシリーズとGXシリーズとの違いを教えてください。
A. インターフェイスがUSB/シリアル接続からUSB接続に変わりました。(USBケーブルは標準付属)
付属のソフトウェアもさらに機能アップした「Roland CutStudio」を標準付属し、プリンターと組み合わせてラベル作成するプリント&カット機能もさらに使いやすくなりました。
Q5. 追加購入を検討していますが、サプライ品やオプション品に互換性はありますか?
A. CAMM-1シリーズのサプライ品やオプション品等の互換性については以下の一覧表にてご確認ください。

CAMM-1シリーズ対応サプライ品 互換性一覧

品名 品番 CM-12 CM-24 GX-24 GS-24
CX-12 CX-24
カッターホルダー XD-CH3
替刃 ZEC-U1002
ZEC-U5022
ZEC-U5032

CAMM-1シリーズ対応オプション品/パーツ 互換性一覧

品名 品番 CM-12 CM-24 GX-24 GS-24
CX-12 CX-24
専用オプション
スタンド
PNS-24 ×
シートベース RSB-20
カッタープロテクタ PAD,CUTTER CM-12 × × ×
PAD,CUTTER PNC-5000 × × ×
PAD,CUTTER GX-24 × × ×
PAD,CUTTER GS-24 × × ×
Q6. カッタープロテクタがサプライ品の一覧にありません。価格と発注方法について教えてください。
A. 製品に付属している「カッタープロテクタ」はサービスパーツとして販売いたしております。
以下のRoland DG Online Shopより購入が可能です。
なおサポート期間を完了した機種の中には販売を終了致しましたサービスパーツもございますので予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
Roland DG Online Shopへ

仕様について

Q7. GS-24で取り付けることのできるシートサイズと実際に加工できる範囲を教えてください。
A. 「取り付け可能なシート」サイズが取り付ける事が可能なシートサイズです。
ただし取り付けたシートの中でカットできる範囲は「動作範囲」内のみです。
機種 取り付け可能なシート幅 精度保証動作範囲 最大動作範囲
左右×前後 左右×前後
(X軸) (X軸×Y軸) (X軸×Y軸)
GS-24 50 ~ 700mm 584 mm × 1600 mm 584 mm × 25000 mm
Q8. GS-24でカットできる最小の文字サイズを教えてください。
A. 英数文字で1cm角くらい、漢字で2cm角くらいの小ささが限界です。
能力的にはもっと小さな文字もカットすることは可能ですが、余分な部分を剥がすときに必要な部分まで剥がれてしまうため、実用的なサイズとしてはこのぐらいが限界とお考えください。
小文字をカッティングするためのノウハウに関してはこちらをご覧ください。
Q9. Roland CutStudioの対応OSについて教えてください。
A. Roland CutStudioの対応OSは以下のようになります。
Windows 10
Windows 8.1
Windows 8
Windows 7
※本ソフトウェアは32ビットアプリケーションのため、64ビット版WindowsではWOW64(Windows-On-Windows 64)上で動作いたします。
Q10. Roland CutStudio Plug-in for Illustrator/CorelDRAW®の対応OS/バージョンについて教えてください。
A. 各ソフトウェアの対応OS及び対応バージョンは以下です。
  対応OS 対応バージョン
Roland CutStudio Plug-in
for Illustrator*
Windows 7/8/8.1/10 Illustrator CC(2014)/CC(2015)/CC(2017)
Roland CutStudio Plug-in
for Illustrator*
macOS Illustrator CC(2014)/CC(2015)/CC(2017)
Roland CutStudio Plug-in
for CorelDRAW**
Windows 7/8/8.1/10 CorelDRAW X6/X7/X8

*OSとアプリケーションのバージョンは組み合わせに制限があります。詳細はこちらをご確認下さい。
**CorelDRAWの対応OSに準拠します。

Q11. Roland CutStudioで利用できる文字フォントを教えてください。
A. Windows®に登録されているTrueTypeフォントとTrueTypeベースのOpenTypeフォントを利用できます。
Q12. Roland CutStudioに取り込める画像のファイル形式について教えてください。
A. Adobe® Illustrator® ファイルや一般の画像ファイルを読み込み、編集中のファイルに追加します。読み込んだ画像は、下絵にしてカット線を作図したり、輪郭線を自動抽出したり、印刷したりできます。また旧機種に付属されているDr.STIKA PLUS のファイルをインポートすることもできます。

<インポート可能なファイル形式>

Adobe® Illustrator® Illustrator 8 の Ai,EPS形式
JPEG JPEG形式 (CMYKで保存されたJPEG形式の画像はインポートできません。)
BMP Windows Bitmap 形式
Dr.STIKA PLUS Dr.STIKA PLUS Ver1.1 以降 (Dr.STIKA 形式のファイルはインポートできません。)

<インポート上の注意点>

1)Adobe® Illustrator® 形式のファイルについて
・文字列はインポートされません。(アウトライン化してパスに変換した文字はインポートできます)
・パスの太さは無視されます。
・塗りのない太さがゼロのパスはインポートされません。
・パスの線端形状は無視されます。
・パスの角の結合形状は無視されます。
・破線は無視され、1つの線としてインポートされます。
・ビットマップ画像はインポートされません。

2)Dr.STIKA PLUS 形式のファイルについて
・CutStudio と Dr.STIKA PLUS では、文字の処理方法が一部異なり、ファイルに完全な互換性はありません。
・多角形や楕円などの図形は再現されますが、文字の位置や向きが再現できないことがあります。
・データの内容を変えずにインポートするには、Dr.STIKA PLUS で文字を多角形に変換してください。
Q13. GS-24の替刃の型番を教えてください。
A. ZEC5032(2本セット)です、価格は6,000円(税抜)になります。他のCAMM-1シリーズでもご利用できます。
製品をご購入いただいた販売店もしくは当社Roland DG Online Shopにてご購入いただけます。
Q14. 純正品以外の市販されているカッティングシートをカットすることはできますか?
A. 以下の仕様を満たす一般的な塩ビのカッティングシートならば、カッティングすることは可能です。
ただし、市販のカッティングシートの中には業務用や特殊な用途にむけて作られたシートがあり、[厚み」や「硬さ」が障害となってGS-24の能力ではカットできないものもあります。
(例:ガラス繊維を含んだ反射シートや厚みのある蛍光シートなど)

<市販のカッティングシートのご購入に当たって>

1)端切れ等を入手してテストする。
2)GS-24を購入した販社や製造元に使用の可否を確認する。

<GS-24で使用可能なシートの仕様>

塩化ビニールシート=基材部厚み0.1mm 以下、台紙を含めた厚み0.3mm 以下

※シートの種類によってはカットできないことがあります。

Q15. “アプリケーションシート”とは何ですか?
A. カッティングシートの切り抜いた部分の位置を固定したまま対象物に転写するためのシートです。
塩ビシートよりは粘着の弱いシートで、対象物に貼り付けると切り抜いた部分のみ残して剥がすことができます。
たとえば、複数の文字を一文字ずつ位置合わせしながら、貼り付けていく作業は非常に困難な作業ですが、切り抜いた部分のみをアプリケーション側に転写して貼り付ければ、文字の間隔や向きを損なわずに画面通りの配置で簡単に貼り付けることができます。
なお詳しくは「切り文字の貼り付け方法」をご覧ください。
Q16. カッティングシート以外に、コピー用紙、ケント紙、厚紙などもカットすることができますか?
A. GS-24はコート紙など台紙のないシートもミシン目カットの機能を使えばカットできます。
ただし、刃先の出し量やカット圧など調整しないと製品本体に傷をつけ、カット品質を損なう恐れがあります。
Q17. パソコンとの接続にはどのようなケーブルを使用すればよいですか?
A. USB接続となります
付属のUSBケーブルをお使いください。 また、ほとんどの市販USBケーブルでも動作いたします。ただし3m以内のものをお使いください。
Q18. 付属のUSBケーブルを紛失(破損)したので市販のUSBケーブルを使用したいのですが、問題はありませんか?
A. 市販のUSBケーブルに関しましては、GS-24のUSBインターフェイスの規格である「USB1.1」を仕様としているものがご利用可能です。
ただしケーブルの長さは3m以内のものをご使用ください。

メンテナンスについて

Q19. CAMM-1の故障や破損の場合はどこに修理を依頼すればよいのですか?
A. 故障等のために修理が必要な場合は当社リペアセンターまでお送りください。
購入後1年間、正常なご使用状態のもとで発生した故障は当社が別に定める条件に当てはまる場合を除き、修理料金は無償となっております。(保証書の規定に基づき有料となる場合もあります)
なお「持込修理」の修理料金や詳細な案内はこちらをご覧ください。

持込修理のご案内
保証期間について
Q20. CAMM-1の故障や破損の場合に出張修理は可能ですか?
A. CAMM-1は「持込修理対象機種」です。申し訳ございませんが、出張修理は行っておりません。
Q21. CAMM-1の故障や破損の場合にパーツは販売していますか?
A. 消耗部品、サービスパーツであれば、当社Online Shopにて販売しております。

Roland DG Online Shop
Online Shopに掲載されたパーツ以外を交換希望される場合は、修理対応にて交換を承りますので当社リペアセンターまで修理をご依頼ください。

持込修理のご案内

トラブルシューティング

Q22. 以前は出力できましたが、突然動作しなくなりました。
A. 以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。

1)接続環境の問題
ケーブルの接続をご確認の上、以下の点を確認ください。
パソコンにUSBの差込口が2つ以上ある場合は差し替えてみてください。

2)Windowsドライバーの問題
出力ポートの設定が何らかの原因で変更されている可能性があります。以下の点をご確認ください。
Windows Driverのポートの設定で「USB001、USB002、・・・」といくつかある場合は順に試してみてください。
USBポートのシステム上の問題、デバイスマネジャーを開いて更新してください。

3)その他
プリンタードライバーの「印刷キュー」が[一時停止]になっている場合があります。カッティングマシンのドライバーのプロパティで[一時停止]や[オフライン]になっていないか確認してください。

4)他のUSB機器の影響
他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生している可能性があります。他のUSB機器を外してみてください。
または、USBハブを使用している場合は外して直結してみてください。他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生している場合は、各機器やハブのマニュアル等に対策方法がないかご確認ください。

以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターまでご相談ください。
Q23. データを送っても本体が動作しません。
A. 以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。

1)インストール方法の誤り
マニュアル等に記述されている以外の方法で、強制的にWindowsドライバーをインストールされた場合は正常にドライバーが動作しません。一旦インストールしたドライバーを削除して正規の方法で再インストールしてください。

2)ソフトウェア上の問題
①カッティングデータが出力枠外に配置されている。ソフトウェア上で誤って出力範囲の枠外にデータが配置されていたり、アプリケーションソフトとプリンタードライバーの出力範囲が異なっている場合、データの配置や出力範囲を確認ください。ソフトウェア上のデータの配置を確認ください。
・アプリケーションソフトとプリンタードライバーの出力範囲が異なっている可能性があります。出力範囲を合わせてください。

②CutStudioを使用している場合
画像データは自動的に輪郭抽出されません。画像データを読込んだ後には必ず「輪郭線抽出」を実施してください。

③Illustratorを使用している場合
Illustratorの出力範囲が「ページツール」によって変更された可能性があります。アートボードの左下隅に「ページツール」を合わせてください。

3)その他:他のUSB機器の影響
システム上や接続上の問題が考えられます。
以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターまでご相談ください。
Q24. 曲線が滑らかにカットできず、カット線がガタガタになります。
A. 以下のハード上の要因をご確認下さい。

1)刃先量の調整
・刃先量の調整が誤っていると正確にカッティングすることができません。
カットテストを行って正しい刃先量で動作させてください。
刃先量の調整方法

2)カッター刃やカッターホルダーの消耗
・カッター刃が消耗したり、欠けたりしていないかご確認ください。
・カッターホルダーも消耗品です。頻度にもよりますが長年使用すると劣化してきます。老朽化しているものは新しいものと交換してください。

3)ゴミや埃の影響
・カッターの刃先にゴミが付いていると正確にカッティングできない場合があります。
・カッターホルダー中にゴミが溜まると精度が下がります。
・シートを挟むローラーに埃がたまってシート送りがうまくできないため、精度が下がります。
セルフメンテナンスⅠ

4)用紙サイズの設定
・用紙サイズが大きすぎる可能性があります。ドライバーをお使いの場合、用紙サイズが大きすぎると曲線が滑らかにカットできません。用紙サイズを出力データのサイズに合わせてください。出力データサイズが1500mm以上の場合は分割して頂くときれいにカットすることが出来ます。用紙設定の仕方はカッティングドライバーを使ってIllustratorにカッティング出力する方法をご参照ください。

5)カッタープロテクタに傷が付いていないかご確認ください。
カッターがシートを貫通して下部のカッタープロテクタに傷が付いた可能性があります。何回も同じところに傷をつけるとカッタープロテクタに穴が開き、その部分でカッター刃を動作させると突き抜けて正常にカッティングできなくなります。 このような場合はカッタープロテクタを交換する必要があります。
リペアセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。

6)シートとの相性の問題
使用されているカッティングシートがCAMM-1に不向きな場合があります。たとえば非常に薄いカッティングシートでも材質自体が硬質なものやガラス繊維などを含んで切れにくいものがあります。標準的なカッティングシートで切れ味をご確認ください。

上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。
コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
Q25. カッティングの始点と終点が合わなかったり、シートがズレたりします。
A. 以下のような原因が考えられますので、確認の上再度出力してみてください。

1)シートのズレ
・カッティング中にシートが横の壁にあたってシートがズレた。
・シートを挟むローラー部に埃がたまっていてシートを挟むローラーがすべった。
・シート表面に油分や埃があってシート送りがすべった。

※シートのズレを防ぐために出力前に「シートの試し送り」を実施することをお勧めします。



2)カッター刃
・カッターの刃を出しすぎで、シートに引っ掛かった場合は「刃先量の調整方法」をご覧ください。
・カッタープロテクタに傷が付き、穴が開いたためにカッター刃が引っ掛かった場合は、コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。

3)データの問題
画像データの輪郭を抽出したデータやソフトウェア上で、線分を繋いで作成したデータは始点と終点が合っていない場合があります。
ソフトウェア上の画面を拡大して始点と終点があっているかご確認ください。

上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。

Q26. 部分的に跳ねて点線(ミシン目状)にカットされます。
A. カッター刃にはオフセット(刃物の中心と刃先の距離)があり、カッティング中に進行方向に回転してカットしています。
カッターホルダー内部が汚れるとカッター刃がスムーズに回転しなくなり、刃物が横を向いたままカットしようとするので、この症状が発生します。

1)カッターホルダーの先端部分を外し、内部を清掃してください。「セルフメンテナンスI」をご覧ください。

2)カッターホルダーを清掃し、カッターを交換しても改善されない場合はカッターホルダーの寿命です。カッターホルダーを新しい物に交換してください。替え刃及びカッターホルダーのご購入はこちらから。

3)その他以下のような原因が考えられます。
・カッター刃の刃先が欠けている(新しい刃物に交換してみてください)。
・カッターの刃先にシート粕が付着している(刃先を清掃してください)。
・シートを貫通した場合の刃先保護の樹脂シートの傷がひどい。(カッタープロテクタの交換が必要です。コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます)

上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
Q27. Roland CutStudioからCAMM-1にデータを送ったのですが、文字が少し途切れてしまいます。
A. 文字が途切れないための基本操作を説明します。

1.GS-24の設定は「カイテン」を「0ド」に設定してご利用ください。
(シートをセットアップ後に刃物がシートの左で止まればOKです)

2.実際にカットしたいカッティング範囲の大きさを、GS-24でカット可能な範囲内で予め決めておきます。左右のピンチローラの内側間の距離マイナス5mmが目安です。
(シートをセットアップすると「ハバ***mm」と表示されますので参考にしてください)

3.Roland CutStudioを起動して、ファイルメニューから「プリンターの設定」でGS-24ドライバーのプロパティを開き、サイズタブで、カッティング範囲を入力します。
(注意:Roland CutStudioから設定したカッティング範囲は一次的なものです。 Roland CutStudioを再起動した場合は、カッティング範囲を再度入力してください)

4.GS-24にセットするシートサイズは、カッティング範囲より、幅が+40mm、長さは+100mmの平型シートまたは、幅が+40mm以上のロールシートを セットしてください。
(これは、グリッドでシートを挟む部分と、シート送り方向にシートを落とさないようにするためのマージンが、GS-24本体に必要なためです)

5.シートの手前を刃物のカッティング位置より約10mm手前で、真っ直ぐシートが動くよう微調整しながらシートをセットアップします。

6.シートを無駄無く使用するには、Roland CutStudioの書類設定で、オブジェクト(文字列等)を下詰めに配置してください。
(GS-24ドライバーのプロパティのサイズタブで、ローテイトが「90度」の場合は左詰め)

7.念のため出力前に出力プレビューで確認します。
Q28. 1600mmを越える長さのシートを「ハザイ」でセットしたらシートの先端に戻りません。
A. 1600mmを越える長さのシートはロールとして認識されます。そのため原点はシートのセット位置になります。1600mmを越えるシートをセットされる場合は「ロール」または「ハシ」でセットしてください。
Q29. カッター圧を最大にしてもシート表面に傷がつくだけで、カットできません。
A. 以下のような原因が考えられます。

1)刃先突出量調整の問題
刃先突出量調整タイプのカッターホルダーをご使用の場合は、刃の出し量が少なすぎる場合や、カッター刃の刃先の欠けも考えられます。調整方法に関しては「刃先量の調整方法」をご覧ください。

2)特殊なメディアの場合
蛍光シートや反射シートをお使いの場合は、カッター圧を最大にしても、刃出し調整を適正に調整しても切れない場合があります。その場合はカッティング速度を10㎜以下の速度に落としてお試しください。

特に反射シートなどは特殊な処理がしてあるために刃先の寿命が極端に短くなり、切れ味が鈍ります。また[ZEC-U1002]、[ZEC-U1005]は蛍光シートや反射シートは不向きです。[ZEC-U5022]、[ZEC-U5025]をご利用ください。
Q30. Windowsドライバーを使って他社のアプリケーションソフトから出力できません。
A. 以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。

①「ペイント」「Photoshop」などのペイント系のソフトウェアからは、カットデータ(ベクターデータ)が生成されないため出力できません。

②カッティングデータが出力される枠外に配置されている。
・ソフトウェア上で誤って出力範囲の枠外にデータが配置されている可能性があります。ソフトウェア上のデータの配置をご確認ください。
・アプリケーションソフトとプリンタードライバーの出力範囲が異なっている可能性があります。出力範囲を同じ値にしてください。

③ドロー系ソフトウェアのなかにもカットデータを出力できないものがあります。現在当社で確認が取れているものはAdobe® Illustrator®,CorelDRAW®です。ただし、バージョンによって仕様や操作上の制限事項があり、出力できない場合があります。詳しくは以下のFAQをご覧ください。
Q31. Windowsでデータを作成して保存したファイルを再び開くと、Windowsドライバーのプロパティの設定が変わっています。
A. これはWindowsドライバーの仕様です。
Windowsドライバーの各種設定はアプリケーションソフトから設定を行って保存されません。
データ毎に保存することはできませんが、よく使用されるシート幅や各種設定を保存したい場合はWindowsドライバーの初期値を変更することができます。

Administrator(管理者)権限をもったユーザーでログインし、コントロールパネルにあるデバイスとプリンターの表示からGS-24ドライバーの印刷設定を変更してください。
Q32. Windowsドライバーを利用してデータを送りましたが、 シートを空送りするだけでカットしなかったり、意図しない場所にずれてカットされます。
A. GS-24ドライバーのサイズの初期値は1600mmになっています。
1600mm以下のシートを本体に取り付けて、アプリケーションソフト上のオブジェクトが書類の最上部に配置されている状態で出力すると領域外に出力してしまいます。Windows Driverのシートサイズをカットするサイズに設定してください。
またはオブジェクト(文字列等)を書類の下に配置してみてください。(GS-24ドライバーのプロパティのサイズタブで、ローテイトが「90度」の場合は左詰め)
Q33. CAMM-1ドライバーのプロパティで、ローテイトを「90度」に設定して出力したいのですが、回転して出力されません。
A. GS-24本体側で「ローテイトする」または「カイテン」が「90ド」になっていないか確認してください。
GS-24ドライバーをご使用して出力される場合は、GS-24本体の設定は「カイテン」を「0ド」に設定してご利用ください。
Q34. シートサイズなどWindowsドライバーの初期値を変更することができません。
A. Windows OSのユーザーアカウント設定(アクセス許可)の問題です。
1台のパソコンを複数の人が使用するため、複数のユーザーアカウントが設定されている場合に発生します。Windowsドライバーの初期値を設定するにはAdministrator(管理者)権限が必要です。
Q35. CutStudioの最新版で作成したデータを古いCutStudioで開くと「形式が違います」とエラーメッセージが出て開きません。どうしたらよいでしょうか?
A. CutStudioを最新バージョンにアップデートして下さい。