HOME > サポート > カッティングサポート > CAMM-1 GXシリーズ GX-24 > FAQ:GX-24
FAQ(よくあるご質問):GX-24 |
以下のFAQ分類項目をクリックすると質問項目が一覧となって表示されます。
分類項目 | 内 容 | |||
---|---|---|---|---|
全般 |
||||
CAMM-1への質問 | =セットアップやデータ作成、システム構成など基本的な質問 | |||
CAMM-1シリーズの相違/互換性 | =シリーズ間の違いやサプライ品や付属ソフトの互換性について | |||
購入関連情報 | =製品の購入先や、付属品やオプション品の購入方法について | |||
仕様 |
||||
製品本体の仕様 | =対応シート幅、加工範囲、精度について | |||
ソフトウェアの仕様 | =付属ソフトウェアの仕様や他社ソフトウェアからの出力方法について | |||
サプライ品やオプション品の仕様 | =刃物や材料、オプション品について | |||
セットアップ |
||||
製品のセットアップと接続 | =セットアップ上の注意事項 | |||
操作方法 |
||||
製品本体の操作方法 | =製品本体の操作方法やノウハウについて | |||
ソフトウェアの操作方法 | =付属ソフトウェアの操作や他社ソフトウェアからの出力方法について | |||
トラブルシューティング |
||||
製品の動作や出力結果の問題 | =製品本体の動作上や出力結果の問題を解決します。 | |||
ドライバやソフトウェアの問題 | =ドライバやソウトウェアの使用上で発生した問題を解決します。 | |||
その他 |
||||
メンテナンス | =修理依頼先やユーザーセルフメンテナンスについて | |||
切り文字の施工 | =切り文字の貼り付け方法やノウハウについて | |||
長いシートを出力するとうまくカットできないことがあります。
確実にカッティングさせるためにはどうすればよいのか教えてください。
Windowsでデータを作成して保存したファイルを再び開くと、
Windowsドライバのプロパティの設定が変わっています。
WindowsXP/2000でdriverのプリンタスプーラにあるデータを削除したいのですが、
キャンセル(削除)を選択しても削除できません。
Windowsドライバを利用してデータを送りましたが、
シートを空送りするだけでカットしなかったり、
意図しない場所にずれてカットされます。
Windowsドライバを使用してIllustrator9から出力した場合、文字が抜ける、
アンカーポイント毎にカッターがアップするなど異常な動作をします。
CutStudioの最新版で作成したデータを古いCutStudioで開くと「形式が違います」と
エラーメッセージが出て開きません。どうしたらよいでしょうか?
初めて購入しますが、セットアップは簡単にできますか?
CAMM-1は初めて購入される方でも家庭用プリンタと同様、簡単にセットアップできます。
製品本体の設定は特にありません。付属のソフトウェアやドライバをインストールして、
パラレルケーブルでパソコンと接続するだけです。
初めて購入しますが、カッティングデータ作成は難しくないですか?
CAMM-1は初めて購入される方でも付属のソフトウェアで簡単にカッティングデータを作成することができます。
ワープロ感覚で画面上に文字を入力し、マウスを使って直感的な操作でサイズやレイアウトを決めて出力します。
また作画機能も備えていますので、簡単なイラストの作成も可能な上、ロゴやマークなども画像データを読込んで
輪郭を抽出して簡単にカットさせることができます。
さらにCAMM-1自体は小型のカッティングマシンですが付属のソフトウェアの分割機能を使って、
出力物を貼り合わせることでCAMM-1の持つカッティング範囲以上の出力物を作成することができます。
Windowsで使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?
以下のように基本的にはパソコンさえあれば、必要なものはすべて製品に付属されています。
ただし消耗品であるカッティングシートやアプリケーションシートはテスト用に各1枚用意しているだけです。
必要な色や量を別途ご購入ください。
また、作業用の便利ツールとして精密ピンセットやカッター、
スキージーなどがあれば便利です。
ただしこれらの商品は当社で取り扱っておりません。
申し訳ございませんが、文具事務器店/ホームセンター等でお買い求めください。
<Windowsユーザー基本システム構成>
別途購入品 |
製品及び製品付属品 |
便利ツール(別売) |
|||
USB接続ケーブル | GX-24 | カッター | |||
Windowsパソコン | 付属ソフトウェア Roland CutStudio |
テスト用 シート各1枚 ・カッティングシート ・アプリケーションシート ・ピンセット |
スキージー |
Macで使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?
Macの場合はパソコン本体とデータを作成するためにAdobe Illustratorを用意していただければ、
他に必要なものはすべて製品に付属されています。
ただし消耗品であるカッティングシートやアプリケーションシートはテスト用に各1枚用意しているだけです。
必要な色や量を別途ご購入ください。
また、作業用の便利ツールとして精密ピンセットやカッター、
スキージーなどがあれば便利です。ただしこれらの商品は当社で取り扱っておりません。
申し訳ございませんが、文具事務器店/ホームセンター等でお買い求めください。
<Macユーザー基本システム構成>
別途購入品 |
製品及び製品に付属されているもの |
便利ツール(別売) |
|||
Macパソコン | USB接続ケーブル | GX-24 | カッター | ||
アプリケーションソフト Adobe Illustrator |
付属ソフトウェア Roland CutStudio Plug-in for Illustrator |
テスト用 シート各1枚 ・カッティングシート ・アプリケーションシート ・精密ピンセット |
スキージー |
GXシリーズとCXシリーズとの違いを教えてください。
カッティングの品質は大きく異なりません。インターフェイスがパラレル接続からUSB接続に変わりました。
( USBケーブルは標準付属)
付属のソフトウェアもさらに機能アップした「Roland CutStudio」を標準付属し、
プリンタと組み合わせてラベル作成するプリント&カット機能もさらに使いやすくなりました。
追加購入を検討していますが、サプライ品やオプション品に互換性はありますか?
CAMM-1シリーズのサプライ品やオプション品等の互換性については以下の一覧表にてご確認ください。
CAMM-1シリーズ対応サプライ品 互換性一覧
品 名 |
品 番 |
CM-12 CM-24 |
CX-12 CX-24 |
GX-24 |
カッターホルダー | XD-CH3 | ○ |
○ |
○ |
替刃 | ZEC-U1002 | ○ |
○ |
○ |
替刃 | ZEC-U5022 | ○ |
○ |
○ |
CAMM-1シリーズ対応オプション品/パーツ 互換性一覧
品 名 |
品 番 |
CM-12 |
CM-24 |
GX-24 |
CX-12 |
CX-24 |
|||
専用オプションスタンド | PNS-24 | × |
○ |
○ |
シートベース | RSB-20 | ○ |
○ |
○ |
カッタープロテクタ | PAD,CUTTER CM-12 | ○ |
× |
× |
カッタープロテクタ | PAD,CUTTER PNC-5000 | × |
○ |
× |
カッタープロテクタ | PAD,CUTTER GX-24 | × |
× |
○ |
CAMM-1シリーズ対応カッティングシート 互換性一覧
品 名 |
品 番 |
CM-12 |
CM-24 |
CX-12 |
CX-24 |
||
- |
GX-24 |
||
塩ビシート(305㎜x1m) | SV-305-BK/RD/WH/DB/YE/GR | ○ |
○ |
塩ビシート(305㎜x10m) | DGS-305-BK/RD/WH/DB/YE/GR | ○ |
○ |
塩ビシート(380㎜x10m) | DGS-380-BK/RD/WH/DB | × |
○ |
非塩ビシート(305㎜x10m) | POP-M-BK/RD/WH/BL/YE/G2 | ○ |
○ |
アプリケーションシート(305㎜) | AP-305 | ○ |
○ |
アプリケーションシート(380㎜) | AP-380 | × |
○ |
追加購入を検討していますが、付属ソフトウェアに互換性はありますか?
GX-24に付属している「Roland CutStudio」は、
CX-12/24付属の「Dr.STIKA PLUS (Ver1.1以降)」のデータを「インポート機能」で読み取ることが可能です。
(完全な互換性はありません)
ただしSTX-7/8に付属していました「Dr.STIKA」のデータを読み取ることはできません。
<CutStudioで「Dr.STIKA PLUS」のデータをインポートする場合の注意点>
CutStudio と Dr.STIKA PLUS では、文字の処理方法が一部異なるため、ファイルに完全な互換性はありません。
多角形や楕円などの図形は再現されますが、文字の位置や向きが再現できないことがあります。
データの内容を変えずにインポートするには、Dr.STIKA PLUS で文字を多角形に変換して図形データとして
読込んでください。
購入を検討していますが、どこで購入できますか?
当社ではRoland DG Online Shopにて販売させていただいております。
お近くの販売店に関しては下記各事業所にお問い合わせください。
カッタープロテクタがサプライ品の一覧にありません。価格と発注方法について教えてください。
製品に付属している「カッタープロテクタ」はサービスパーツとして販売いたしております。
以下のRoland DG Online Shopより購入が可能です。
なおサポート期間を完了した機種の中には販売を終了致しましたサービスパーツもございますので
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
Roland DG Online Shopへ
以前使用していたカッティングシートが販売終了になりました。代わりのシートはありますか?
以前販売しておりましたカッティングシートSTSシリーズの販売は終了させていただきました。
現在は1mタイプのSVシリーズと10mタイプのDGSシリーズの2種類のカッティングシートを用意しております。
なおSTSシリーズとは色や質感が若干異なりますのであらかじめご了承ください。
CAMM-1用のカッティングシートの詳細に関しては以下のページをご覧ください。
Roland DG Online Shopへ
付属のソフトウェアを紛失したのですが入手できますか?
付属のソフトウェア(Roland Software Package)のご購入に関する詳細に関しては以下のページをご覧ください。
なおサポート期間を完了した機種の中には、販売を終了致しましたサービスパーツもございます。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
Roland Software Packageのお申し込み
GX-24で取り付けることのできるシートサイズと実際に加工できる範囲を教えてください。
「取り付け可能なシート」サイズが取り付ける事が可能なシートサイズです。)
ただし取り付けたシートの中でカットできる範囲は「動作範囲」内のみです。
機種 |
取り付け可能なシート幅 |
精度保証動作範囲 |
最大動作範囲 |
幅 (X軸) |
左右×前後 (X軸×Y軸) |
左右×前後 (X軸×Y軸) |
|
GX-24 |
50 ~ 700mm |
584mm×1600mm |
584mm×24998mm |
GX-24は端切れとなった短い幅のカッティングシートを取り付けることはできますか?
GX-24の用紙幅は最低50㎜の幅があれば、取り付けることが可能です。ピンチローラーを可動させることで、
動作範囲内であれば、さまざまなシート幅のカッティングシートを取り付けることができます。
シート幅サイズの詳細については以下のFAQをご覧ください。
GX-24の取り付け可能なシートサイズとカッティング範囲
GX-24は用紙幅のサイズぐらいのものしか作成することができないのですか?
以下の図のようにGX-24のシート幅を出力する向きを横向きに変えれば、
シート幅サイズの大きさの文字を横置きに作成することができます。
またRoland CutStudioの分割機能を使用すれば、シートサイズ以上の製作も可能です。
縦置きの場合横置きの場合
GX-24でカットできる最小の文字サイズを教えてください?
英数文字で1cm角くらい、漢字で2cm角くらいの小ささが限界です。
能力的にはもっと小さな文字もカットすることは可能ですが、余分な部分を剥がすときに
必要な部分まで剥がれてしまうため、実用的なサイズとしてはこのぐらいが限界とお考えください。
小文字をカッティングするためのノウハウに関しては以下のFAQをご覧ください。
小文字を上手くカットする方法を教えてください。
GX-24でカットできる最大の文字のサイズを教えてください。
以下のように各機種のX軸の動作範囲が最大文字サイズになります。
例えばGX-24の場合、最大の動作範囲はX軸(左右)584mm、 Y軸(前後)1600mm になるので、
最大文字サイズは文字が正方形の場合、最大584mm×584mmになります。
また付属の「CutStudio]の「分割出力」機能を使うと、さらに大きなサイズの文字を作成することができます。
「CutStudio]の「分割出力」機能は縦横8分割まで可能ですので1m以上の大きさの文字を作成することができます。
ただし、実際には縦横8分割すると数十枚の貼り合わせが必要になり、手間隙が掛かり過ぎて現実的ではありません。
縦横2~3分割までぐらいが現実的な数字だと思われます。
また分割出力機能を使用する場合、切れ目が入ってやや質感を損ないます。
Model |
精度保証動作範囲 |
最大文字サイズ |
分割機能使用による 最大文字サイズ |
GX-24 | X軸(左右)584mm、 Y軸(前後)1600mm |
584mm×584mm |
4672mm×4672mm |
クロップマークを使用した場合にサイズの制限はありますか?
クロップマーク機能にはプリントとカットの位置合わせ精度を補正する機能があります。
そのため、補正効果を十分発揮できるように以下のサイズにて出力されることをお奨めします。
なお、プリントとカットの位置合わせの精度はお使いのプリンタの出力精度や環境に大きく左右されるため、
当社の保証の限りではございません。予めご了承下さい。
<CutStudioを利用して出力する場合>
Cutstudioを利用する場合、長さ方向は500mm以内のサイズで出力されることをお奨めします。
詳細に関しては電子マニュアルの「プリント&カットガイド(Windows版)」
もしくは「Macintoshカッティングガイド」をご覧ください。
<市販のソフトウェアをWindowsドライバから出力する場合>
市販のソフトウェアからWindowsドライバを利用して出力する場合、長さ方向は500mm以内のサイズで
出力されることをお奨めします。詳細に関しては電子マニュアル「GX-24 リファレンスガイド」の
「手動で位置を合わせてカットする」をご覧ください。
Roland CutStudioの対応OSについて教えてください。
Roland CutStudioの対応OSは以下のようになります。
Windows XP Professional(32/64bit版)
Windows Vista Home Premium(32bit版)/Business(32/64bit版)
Windows 7 (32/64bit版)
Roland CutStudio Plug-in for Illustrator/CorelDRAWの対応OS/バージョンについて教えてください。
各ソフトウェアの対応OS及び対応バージョンは以下のようになっています。
対応OS | 対応バージョン | |
---|---|---|
Roland CutStudio Plug-in for Illustrator |
Windows 98SE/Me/2000/XP/Vista/7 |
Illustrator 9/10/CS/CS2/CS3/CS4/CS5 |
Roland CutStudio Plug-in for Illustrator |
MacOS*1*2 | Illustrator 9/10/CS/CS2/CS3/CS4/CS5 |
Roland CutStudio Plug-in for CorelDRAW |
Windows 98SE/Me/2000/XP/Vista/7 |
CorelDRAW 10/11/12/X3/X4/X5 |
Roland CutStudioで利用できる文字フォントを教えてください。
Roland CutStudioに取り込める画像のファイル形式について教えてください。
Adobe Illustrator ファイルや一般の画像ファイルを読み込み、編集中のファイルに追加します。
読み込んだ画像は、下絵にしてカット線を作図したり、輪郭線を自動抽出したり、印刷したりできます。
また旧機種に付属されているDr.STIKA PLUS のファイルをインポートすることもできます。
<インポート可能なファイル形式>
Adobe Illustrator | : Illustrator 7/8 の AI,EPS形式 |
JPEG | :JPEG形式 (CMYKで保存されたJPEG形式の画像はインポートできません。) |
BMP | :Windows Bitmap 形式 |
Dr.STIKA PLUS | :Dr.STIKA PLUS Ver1.1 以降 (Dr.STIKA 形式のファイルはインポートできません。) |
<インポート上の注意点>
1)Adobe Illustrator 形式のファイルについて
・文字列はインポートされません。(アウトライン化してパスに変換した文字はインポートできます)
・パスの太さは無視されます。
・塗りのない太さがゼロのパスはインポートされません。
・パスの線端形状は無視されます。
・パスの角の結合形状は無視されます。
・破線は無視され、1つの線としてインポートされます。
・ビットマップ画像はインポートされません。
2)Dr.STIKA PLUS 形式のファイルについて
・CutStudio と Dr.STIKA PLUS では、文字の処理方法が一部異なり、ファイルに完全な互換性はありません。
・多角形や楕円などの図形は再現されますが、文字の位置や向きが再現できないことがあります。
・データの内容を変えずにインポートするには、Dr.STIKA PLUS で文字を多角形に変換してください。
Illustrator、CorelDRAWのバージョン毎の出力方法と対応状況について教えてください。
各ソフトウェアのバージョン毎の出力方法と対応状況は以下のようになっています。
なおWindowsドライバは最新バージョンにアップデートしてお使いください。
OS |
ソフトウェア |
CutStudio Plug-in |
Windowsドライバ |
|
Driver |
線幅 |
|||
Windows | IllustratorCS以降 | ○ |
○ |
0.1pt |
Illustrator9,10 | 0.001pt |
|||
Illustrator8 | × |
0.01pt |
||
Illustrator7 | 0pt |
|||
CorelDRAW 10以降 | ○ |
○ |
0.001mm |
|
CorelDRAW 8,9 | × |
|||
MacOS | Illustrator9以降 | ○ |
- |
|
Illustrator7,8 | ×
|
- |
最新の当社アプリケーションソフト/Windowsドライバのダウンロードページへ
IllustratorやCorelDRAW以外に使用できるアプリケーションソフトはありますか?
現在当社で確認が取れているアプリケーションソフトはAdobe Illustrator,CorelDRAWだけです。
一般的にはドロー系ソフトウェアならベクター(線)データを有しているため、カッティングできると考えられていますが、
カッティング出力用に開発されたソフトウェアではないためにベクターデータをうまく出力できないものもあります。
各ソフトウェアの対応状況に関しては各ソフトウェアの開発元及び販売会社にお問い合わせください。
GX-24の替刃の型番を教えてください。
ZEC5022(2本セット)です、価格は6000円(税抜)になります。他のCAMM-1シリーズでもご利用できます。
製品をご購入いただいた販売店もしくは弊社Roland DG Online Shopにてご購入いただけます。
純正品以外の市販されているカッティングシートをカットすることはできますか?
以下の仕様を満たす一般的な塩ビのカッティングシートならば、カッティングすることは可能です。
ただし、市販のカッティングシートの中には業務用や特殊な用途にむけて作られたシートがあり、
[厚み」や「硬さ」が障害となってGX-24の能力ではカットできないものもあります。
(例:ガラス繊維を含んだ反射シートや厚みのある蛍光シートなど)
<市販のカッティングシートのご購入に当たって>
1)端切れ等を入手してテストする。
2)付属のテスト用シートを見本に文具事務機店/ホームセンター/カーショップなどで同種のシートを購入する。
3)GX-24を購入した販社や製造元に使用の可否を確認する。
また条件を満たさないカッティングシートや情報がないものに関しましては
端切れ等を入手してテストしてから購入されることをお勧めします。
<GX-24で使用可能なシートの仕様>
塩化ビニールシート=基材部厚み0.1mm 以下、台紙を含めた厚み0.3mm 以下
※シートの種類によってはカットできないことがあります。
”アプリケーションシート”とは何ですか?
カッティングシートの切り抜いた部分の位置を固定したまま対象物に転写するためのシートです。
塩ビシートよりは粘着の弱いシートで、対象物に貼り付けると切り抜いた部分のみ残して剥がすことができます。
たとえば、複数の文字を一文字ずつ位置合わせしながら、貼り付けていく作業は非常に困難な作業ですが、
切り抜いた部分のみをアプリケーション側に転写して貼り付ければ、文字の間隔や向きを損なわずに
画面通りの配置で簡単に貼り付けることができます。
なお詳しくは以下の図解入りのPDFファイルをご覧ください。
切り文字の貼り付け方法
カッティングシート以外に、コピー用紙、ケント紙、厚紙などもカットすることができますか?
GX-24はカッティングシートやラベル紙には対応していますが、コピー用紙、ケント紙、厚紙のように
台紙がないものは使用することができません。台紙のない紙をカットした場合はカッター刃が突き抜けて、
製品本体に傷をつけ、最悪の場合、穴を開けることになり、カット品質を損ないますので使用しないでください。
Tシャツなどにマーキングを行う熱圧着シートをカットすることができますか?
当社では以下の熱圧着シートを用意しております。また市販品の中にも使用可能なものもありますが、
カッティングマシンの仕様に適合しないものもあります。ご購入の際は当社製品に対する仕様等を参考にしてください。
品 名 |
品 番 |
仕 様 |
CM-12 |
CM-24 |
CX-12 |
CX-24 |
|||
- |
GX-24 |
|||
ロールシート(460㎜x10m) |
TIF-460-BK |
黒×1本 |
△ |
○ |
TIF-460-WH |
白×1本 |
|||
TIF-460-RE |
赤×1本 |
|||
TIF-460-DB |
紺×1本 |
|||
TIF-460-RB |
ロイヤルブルー×1本 |
|||
TIF-460-YE |
黄×1本 |
※圧着には業務用のプレス機でご利用ください。
家庭用アイロンでは熱が均一にかからず、はがれやすくなります。
※適応素材は綿100%、または綿・ポリエステル混紡布になります。
パソコンとの接続にはどのようなケーブルを使用すればよいですか?
USB接続の場合
付属のUSBケーブルをお使いください。
また、ほとんどの市販USBケーブルでも動作いたします。
ただし3m以内のものをお使いください。
シリアル(RS-232C規格)接続の場合
弊社ケーブルXY-RS-34になります。
ケーブル内の結線はコチラをご参照ください。
通常この結線のケーブルで無いと動作いたしません。
お手持ちのパソコンのシリアル端子の形状がこれと合わない場合は、
この結線のケーブルを自作していただくなど必要になります。
※お使いになるソフトウェアによってはケーブルが異なる場合がございますので、十分ご確認ください。
付属のUSBケーブルを紛失(破損)したので市販のUSBケーブルを使用したいのですが、
問題はありませんか?
市販のUSBケーブルに関しましては、
GX-24のUSBインターフェイスの規格である「USB1.1」を仕様としているものがご利用可能です。
ただしケーブルの長さは3m以内のものをご使用ください。
CAMM-1をセットアップする際の注意事項について教えてください。
CAMM-1PROのWindowsドライバをインストールの際はケーブル・OSによってインストール方法が異なります。
以下のポイントに注意してインストールください。
それ以外の方法でインストールされた場合は動作に支障をきたす恐れがあります。
・シリアル/パラレル接続の場合はWindowsドライバのセットアッププログラムを利用してインストールしてください。
・USB接続の場合はケーブル接続によるプラグ&プレイによってセットアッププログラムを立ち上げてください。
・カッティングマシン本体の入力ポートの設定が使用するケーブルの種類に沿った設定になっているかご確認ください。
・アンインストールには必ずセットアッププログラムをお使いください。
※その他の注意事項や出力できない場合の対処方法については以下のFAQをご覧ください。
カッティング速度を変更する方法を教えてください。
カッティングマシン側で設定する方法とWindowsドライバ側で設定する方法があります。
通常は初期設定値としてWindowsドライバ側は[本体の設定]を優先することになっていますので、
カッティングマシン側で設定します。
Windowsドライバ側で設定したい場合は
Windowsドライバのプロパティの「ツールタブ」で、
設定を[本体設定]から[1]に変更し、速度の値を入力します。
<カッティング速度設定の優先権>
市販のソフトウェアやWindowsドライバ側からカッティング速度を指定すると
カッティングマシン側の設定は無効になり、設定値は無視されます。
長いシートを出力するとうまくカットできないことがあります。
確実にカッティングさせるためにはどのようにすればよいのか教えてください。
長めのシートをカッティングする場合、シートが斜めにセットされたために動作中に本体内側側面に
シートが当たってしまい、うまくカッティングできない場合があります。
このような場合、カッティング動作させる前にシート送りのノブを手動でシートを前後に動かして、
詰まったり
外れたりせずにシートが送れるか確認することで防ぐことができます。
小文字を上手くカットする方法を教えてください。
カッティングシートは台紙の上に粘着材を挟んで塩ビ素材が張り付いています。
この台紙にはコーティングをしてあるために完全に塩ビ素材が定着しないようになっています。
このようなカッティングシートの構造から、小さな文字のカットは、たとえ機械側でカットできても
余分な部分を剥がす際に必要な部分まで剥がれてしまう危険性が高くなります。
なぜならば、小さな文字ほど細かくなりそれだけ接着面積が小さくなります。
接着面積が小さいと粘着力がへることになり、先に述べたコーティング層のために
簡単に切り取られた部分がコーティング層のない刃先や一旦切断したカット面と引っ付いてしまうために、
上手く剥がせない状況に陥ります。
これは小文字をカットするだけでなく、ある程度のサイズの文字をカットする場合でも
濁点のようなものは同様に剥がれてしまうことがあります。
以上のことから小文字をカットする場合は以下の点に注意してカットするようにしてください。
1)刃先の調整
カッターホルダーの刃出し調整をカット可能なぎりぎりの刃出し量に調整して、
粘着層になるべく刃先が触れないようにしてください。
またなるべく新しい刃物を使用したほうが切れ味も鋭く、深く刃物を入れないでカットすることができます。
(刃先が磨耗していたり、少しでも欠けていたりしていると切れ味が鈍るため、
それだけ深く刃物を入れる必要があります)
2)カッティング動作速度を落とす。
小さな文字をカッティングする場合はカッティングマシンも精細な動きをしますので、
動作速度を落としたほうが仕上がり状態も向上します。
3)新しいカッティングシートを使用する
カッティングシートは保存する温度や湿度の影響を受けて時間とともに粘着材が弱くなってきます。
そのため接着面の少ない小文字や濁点などは、カッティング動作中や余分な部分を剥がす際に
台紙からはがれてしまいます。
そのため、なるべく開封後新しいものを使用したほうがこのような状況を避けることができます。
また開封後のカッティングシートは温度や湿度変化に受けないようになるべく密封した状態で保存してください。
(むき出しの状態ではなく、開封前となるべく同じ状態で保存することをお勧めします)
4)小文字用カッター刃を利用する。
別売の小文字用カッター刃を利用するほうが微細なレベルですが、
より優れた仕上がりを得ることができますし、鋭利な先端部分を使ってカッティングするため、
動作中にカッター刃の先に誤ってカットした部分が張り付くようなこともありません。
通常の刃物よりは効果的に小文字の切り文字を製作することができます。
ただし小文字用カッター刃は価格も高く、非常に鋭利な刃先になっていますので、
刃先が欠けやすく、取扱には十分注意が必要です。
型番 | 定価 | 備考 | |
小文字用カッター刃 | ZEC-U3017 | ¥12,000 | 3本セット |
※小文字用カッター刃を利用するためには
オフセット値を本体[メニュー]上で[0.175㎜]に変更する必要があります。
5)シートの余分な部分の剥がし方
小文字の場合は非常に細かくカットされるので、一度に余分な部分を剥がすことができません。
文字毎に切れ目を入れ、さらに剥がしやすいよう細かい切れ目を入れてシートを剥がすと失敗を防ぐことができます。
また必要な部分が剥がれたり、台紙の上で動いてしまったりした場合は台紙に薄く文字の跡が残っていますので、
精密ピンセットなどを使って、元の位置まで最初の配置通りに戻してください。
多少粘着力は落ちているかも知れませんが、まだ十分使用することはできます。
カッティング動作後にページ送りではなく、カットした部分だけを送り出すことはできないでしょうか?
CAMM-1のWindowsドライバの設定にある「ページ送り」の機能は、
設定されたカッティング範囲を1ページとして
シートを送るわけではありません。動作した範囲だけ(データの存在する領域)シートを送り出します。
従って「ページ送り」を設定すれば、使用した分だけシートが前に送り出されますので、
長いシート(1600㎜以内)をセットすれば、毎回シートをセットせずに連続してカッティング出力を行うことも可能です。
ただし、データの上部に1~2㎝程度の余白をあけて配置してください。
カッティング範囲上部ギリギリにデータを配置するとカッティング線が重なってしまう恐れがあります。
文字の出力方向を変更するにはどうすればよいのですか?
Windowsドライバ、もしくは使用されているアプリケーションソフトの書類設定等で縦横を切り替えることができます。
横に長くする場合は通常の文字フォントを使用すればよいのですが、
縦に長く出力する場合は縦文字に切り替えて
データを作成します。
Roland CutStudioで文字を縦書きにする方法を教えてください。
フォントを選択する場合に日本語書体の[@]マークの付いたフォントを選択すると縦書きになります。
ただし全角文字のみの対応です。半角文字には対応していません。
従って英数字を縦書きする場合は全角文字で入力して縦書きするようにしてください。
Windowsドライバを使用してIllustratorからカッティング出力する方法を教えてください。
IllustratorからWindowsドライバを使用してカッティング出力を行う方法は以下の操作方法をご覧ください。
なおIllustratorのバージョンにより、以下のように操作方法が異なります。
●操作方法
1)IllustratorCS以降の操作ガイド
初めてカッティング出力する、あまり操作に慣れていない方は簡易的な出力方法をご覧ください。
カッティングドライバを使ったIllustratorCS以降の簡易的な出力方法
ある程度使い慣れている方は以下の標準的な出力方法をご覧ください。
カッティングドライバを使ったIllustratorCS以降の標準的な出力方法
2)Illustrator8/9/10の操作ガイド
カッティングドライバを使ったIllustrator8/9/10からの標準的な出力方法
★Windowsドライバで出力する場合の注意点や制限事項は以下のFAQをご覧ください。
IllustratorからWindowsドライバで出力する際の注意点・・・
Windowsドライバを使用してIllustratorから出力する場合の注意点について教えてください。
IllustratorからWindowsドライバ使用して出力する場合は以下の点に注意してください。(太字の項目は重要です)
1)カッティングの線幅
カッティング線の色は問いませんが、線幅がバージョンによって異なります。
バージョン | Illustrator7 | Illustrator8 | Illustrator9/10 | IllustratorCS以降 |
---|---|---|---|---|
線幅 | 0pt | 0.01pt | 0.001pt | 0.1pt |
2)「塗りつぶし」の設定
オブジェクトの「塗り」は「無し」に設定します。「塗り」のあるオブジェクトは2度切りしてしまうことがあります。
なお白色は「塗り無し」ではありませんのでご注意ください。
3)文字のアウトライン化
文字はそのままの状態ではカッティングデータとして認識されません。
文字の輪郭をカッティングする場合は必ず「文字のアウトライン化」を実行してください。
4)アートボードの設定
アートボードの設定はカッティング範囲の設定に合わせます。
①Illustrator7/8/9/10の場合は「書類設定」画面で[用紙設定を使用する]にチェックを入れて設定します。
②IllustratorCS以降の場合は[ドキュメント設定]の[アートボード]のサイズとWindowsドライバの
[カッティング範囲]のサイズを合わせます。
※IllustratorCS以降の場合は上記の設定を行わずに、出力時に[印刷プレビュー]上で
配置を行って出力することも可能です。
5)出力時やWindowsドライバ上の設定
①出力時にはIllustratorの[プリント]ダイアログボックスの[ビットマッププリント]はオフにしてください。
オンにすると、カッティングできません。
(IllustratorCS以降の場合は[プリント]ダイアログボックスの[詳細設定]にあります)
②ドライバの[オプション]タブの[高解像度]オプションを OFF にしてください。
ONの状態では、409mm以上の長さのカッティングができなくなります。
6)データ作成上の注意事項
①Illustrator 9以上のバージョンに対応した機能である透明、ぼかし、ドロップシャドウなどの効果を使うと
カッティングができません。
②アンカーポイントが256個を超えるパス/複合パスはカッティングできません。
パスを切断しアンカーポイントの数を減らしてください。
7)その他の注意事項
①Windowsドライバで設定したカッティング範囲よりもアートボードのサイズが広い場合、
正常にカッティングできないことがあります。アートボードを狭くするか、ドライバのカッティング範囲を広くして下さい。
②アートワークや配置したグラフィックは、アートボードからはみ出さないようにしてください。
はみだした場合、正常にカッティングできないことがあります。
③幅の狭い矩形(多角形)や楕円は、同じ場所を二度カッティングすることがあります。
特にビットマップ画像の輪郭を
トレースしたとき、このようなパスが作成されることがあります。
④Windows95/98/Meのドライバを利用してIllustrator9から出力した場合、文字が抜ける、アンカーポイント毎に
カッターがアップするなど異常な動作をします。820mm未満でご使用いただくか、Roland CutChoiceを利用して
出力してください。
8)Illustrator10から出力する時の注意事項
①エンベロープツールにおいて、同機能を使用したオブジェクトがカットできない場合があります。
同機能を使用した際に輪郭線の線情報がキャンセルされるためです。以下2点の操作いずれかで出力可能です。
1.[オブジェクト]-[エンベロープ]-[エンベロープを編集]を用いて、元図形の線種を再設定する。
2.上記手順で[エンベロープを編集]の代わりに[拡張]を実施する。
②[長方形グリッドツール] [同心円グリッドツール]を使用し描画したオブジェクトは同線上を2回カットします。これは、
同機能使用時に自動的に上下に線が2本重なってしまうからで、上に重なった線のみを削除すれば回避できます。
※上に重なった線を削除するためにはIllustrator 10にて、以下の作業を行ってください。
1.該当オブジェクトを選択し、[オブジェクト]-[アピアランスを分割]を実施する。
2.選択を一度解除し、ダイレクト選択ツールで消去したい線上を個別に選択し、削除します。
(削除した線の下に同じ線が存在しているのを確認してください。複数個所ある場合はこの作業を繰り返します。)
③以下の機能を使用して描画されたオブジェクトをプリント&カットする場合、下記のような出力結果となりますので、
カッティングには不向きです。
<重なりあった個々のシンボル部分までカットする>
シンボルスプレーツール/シンボルシフトツール/シンボルスクランチツール/シンボルリサイズツール/
シンボルリサイズツール/シンボルスピンツール/シンボルステインツール
<透明機能により、カットしません>
シンボルスクリーンツール/フレア機能
Windowsドライバを使用してCorelDRAWから出力する場合の注意点について教えてください。
CorelDRAWからWindowsドライバ使用して出力する場合は以下の点に注意してください。
1)カッティングの線幅
CorelDRAWの線幅は全バージョン[0.001㎜]に設定します。
ただしCorelDRAW10以上のバージョンでは極細線を選んで出力してもほとんど問題ありません。
操作上こちらのほうが便利ですので問題が発生した場合にのみ[0.001㎜]に設定してください。
線幅の設定 | CorelDRAW 7/8/9 |
CorelDRAW 10以降 |
---|---|---|
極細線 |
× |
○ |
0.001mm |
◎ |
◎
|
<線幅[0.001㎜]の設定方法>
線幅を0.001mmにするにはCorelDRAWのアイコンの「輪郭ペン」を選択し、任意の線幅「*.**㎜」と
表示させてから数値の部分のみを「0.001」と上書きしてから[OK]ボタンを押します。
2)「塗りつぶし」の設定
文字やオブジェクトは「塗りつぶしなし」に設定してください。「塗りつぶし」されていると二度描きをすることがあります。
3)文字データの処理
そのままの状態ではカットデータとしては出力されません。輪郭線の線幅を設定して、「塗りつぶし」をなしにします。
4)ページレイアウト設定
「印刷設定」で使用する製品のWindowsドライバを選択してから、「ページレイアウトの設定」を[プリンタからの設定]に合わせてください。画面イメージ通りの出力が可能です。
※上記の設定を行わずに、出力時に[印刷プレビュー]上で配置を行ってから出力することも可能です。
5)Windowsドライバ上の設定
ドライバの[オプション]タブの[高解像度]オプションを [OFF]にしてください。
ONの状態では、409mm以上の長さのカッティングができなくなります。
画像をインポートすると取り込んだ画像のサイズが変わります。
画像編集ソフトでドキュメントの解像度を 96dpiに作成してください。
もしくはインポート後同じサイズになるよう調整をお願いいたします。
以前は出力できましたが突然動作しなくなりました。
以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。
1)接続環境の問題
ケーブルの接続をご確認の上、以下の点をご確認ください。
<USB接続の場合> |
||
<シリアル接続の場合> |
2)製品本体の設定の問題
カッティングマシン本体の入力ポートの設定が使用する各々のケーブル、
[USB]or[シリアル]になっているかご確認ください。
3)Windowsドライバの問題
出力ポートの設定が何らかの原因で変更されている可能性があります。以下の点をご確認ください。
<USB接続の場合> |
||
<シリアル接続の場合> |
4)その他
プリンタドライバの「印刷キュー」が[一時停止]になっている場合があります。
Windowsのスタートボタン[コントロールパネル]→[プリンタ(とFAX)]を開いて、
カッティングマシンのドライバのプロパティで[一時停止]や[オフライン]になっていないかご確認ください。
詳しくは以下のPDFファイルをご覧ください。
印刷キューの「一時停止」解除方法
5)他のUSB機器の影響
他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生している可能性があります。
他のUSB機器を外してみてください。
また、USBハブを使用している場合は外して直結してみてください。
他のUSB機器の影響を受けて不具合が発生している場合は、
各機器やハブのマニュアル等に対策方法がないかご確認ください。
以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターまでご相談ください。
データを送っても本体が動作しません。
以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。
1)インストール方法の誤り
マニュアル等に記述されている以外の方法で、強制的にWindowsドライバをインストールされた場合は
正常にドライバが動作しません。一旦インストールしたドライバを削除して正規の方法で再インストールしてください。
2)ソフトウェア上の問題
①カッティングデータが出力枠外に配置されている。
・ソフトウェア上で誤って出力範囲の枠外にデータが配置されている可能性があります。
ソフトウェア上のデータの配置をご確認ください。
・アプリケーションソフトとプリンタドライバの出力範囲が異なっている可能性があります。
出力範囲を合わせてください。
②Roland CutStudioを使用している場合
・画像データは自動的に輪郭抽出されません。画像データを読込んだ後には必ず「輪郭線抽出」を実施してください。
③Illustratorを使用している場合
Illustratorの出力範囲が「ページツール」によって変更された可能性があります。アートボードの左下隅に
「ページツール」を合わせてください。
IllustratorやCorelDRAWからの出力する際の注意点
3)その他:他のUSB機器の影響
システム上や接続上の問題が考えられます。以下のFAQをご覧ください。
「以前は出力できたのに突然動作しなくなりました。」
以上の操作を行っても改善されない場合は当社コールセンターまでご相談ください。
曲線が滑らかにカットできず、カット線がガタガタになります。
以下のハード上の要因をご確認下さい。
1)刃先量の調整
・刃先量の調整が誤っていると正確にカッティングすることができません。
カットテストを行って正しい刃先量で動作させてください。
刃先量の調整方法
2)カッター刃やカッターホルダーの消耗
・カッター刃が消耗したり、欠けたりしていないかご確認ください。
・カッターホルダーも消耗品です。頻度にもよりますが長年使用すると劣化してきます。
老朽化しているものは新しいものと交換してください。
3)ゴミや埃の影響
・カッターの刃先にゴミが付いていると正確にカッティングできない場合があります。
・ カッターホルダー中にゴミが溜まると精度が下がります。
・シートを挟むローラーに埃がたまっているとシート送りがうまくできないため、精度が下がります。
セルフメンテナンスⅠ
4)用紙サイズの設定
・用紙サイズが大きすぎる可能性があります。 ドライバーをお使いの場合、用紙サイズが大きすぎると
曲線が滑らかにカットできません。 用紙サイズを出力データのサイズに合わせてください。
出力データサイズが1500mm以上の場合は分割して頂くときれいにカットすることが出来ます。
用紙設定の仕方はカッティングドライバを使ってIllustratorにカッティング出力する方法をご参照ください。
カッティングドライバを使ってIllustratorにカッティング出力する方法
5)カッタープロテクタに傷が付いていないかご確認ください。
・カッターがシートを貫通して下部のカッタープロテクタに傷が付いた可能性があります。
何回も同じところに傷をつけるとカッタープロテクタに穴が開き、その部分でカッター刃を動作させると
突き抜けて正常にカッティングできなくなります。このような場合はカッタープロテクタを交換する必要があります。
リペアセンターまでご相談いただきますようお願い申し上げます。
6)シートとの相性の問題
使用されているカッティングシートがCAMM-1に不向きな場合があります。
たとえば非常に薄いカッティングシートでも材質自体が硬質なものやガラス繊維などを含んで
切れにくいものがあります。標準的なカッティングシートで切れ味をご確認ください。
上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。
コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
カッティングの始点と終点が合わなかったり、シートがズレたりします。
以下のような原因が考えられますので、確認の上再度出力してみてください。
1)シートのズレ
・カッティング中にシートが横の壁にあたってシートがズレた。
・シートを挟むローラー部に埃がたまっていてシートを挟むローラーがすべった。
・シート表面に油分や埃があってシート送りがすべった。
※シートのズレを防ぐために出力前に「シートの試し送り」を実施することをお勧めします。
シートの試し送りの方法
2)カッター刃
・カッターの刃を出しすぎで、シートに引っ掛かった場合は以下のPDFファイルをご覧ください。
刃先量の調整方法
・カッタープロテクタに傷が付き、穴が開いたためにカッター刃が引っ掛かった場合は。
コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
3)データの問題
画像データの輪郭を抽出したデータやソフトウェア上で、線分を繋いで作成したデータは
始点と終点が合っていない場合があります。
ソフトウェア上の画面を拡大して始点と終点があっているかご確認ください。
上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。
コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
部分的に跳ねて点線(ミシン目状)にカットされます。
カッター刃にはオフセット(刃物の中心と刃先の距離)があり、カッティング中に進行方向に回転してカットしています。
カッターホルダー内部が汚れるとカッター刃がスムーズに回転しなくなり、
刃物が横を向いたままカットしようとするので、この症状が発生します。
1)カッターホルダーの先端部分を外し、内部を清掃してください。以下のPDFファイルをご覧ください。
セルフメンテナンスⅠ
2)カッターホルダーを清掃し、カッターを交換しても改善されない場合はカッターホルダーの寿命です。
カッターホルダーを新しい物に交換してください。
替え刃及びカッターホルダーのご購入はこちらから。
3)その他以下のような原因が考えられます。
・カッター刃の刃先が欠けている(新しい刃物に交換してみてください)。
・カッターの刃先にシート粕が付着している(刃先を清掃してください)。
・シートを貫通した場合の刃先保護の樹脂シートの傷がひどい。
(カッタープロテクタの交換が必要です。コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます)
上記の点を確認の上、いずれにも該当しない場合は機械的な故障と考えられます。
コールセンターにご相談いただきますようお願い申し上げます。
Roland CutStudioからCAMM-1にデータを送ったのですが、文字が少し途切れてしまいます。
文字が途切れないための基本操作を説明します。
1.CAMM-1本体の設定はDIP-SWタイプは「ローテイトしない」、LCD付きは「カイテン」を「0ド」に設定してご利用ください。
(シートをセットアップ後に刃物がシートの左で止まればOKです)
2.実際にカットしたいカッティング範囲の大きさを、CAMM-1本体でカット可能な範囲内で予め決めておきます。
左右のピンチローラの内側間の距離マイナス5mmが目安です。
(LCD付きのCAMM-1の場合はシートをセットアップすると「ハバ***mm」と表示されますので参考にしてください)
3.Roland CutStudioを起動して、ファイルメニューから「プリンタの設定」でCAMM-1ドライバのプロパティを開き、
サイズタブで、カッティング範囲を入力します。
(注意:Roland CutStudioから設定したカッティング範囲は
一次的なものです。
Roland CutStudioを再起動した場合は、カッティング範囲を再度入力してください)
4.CAMM-1本体にセットするシートサイズは、カッティング範囲より、
幅が+40mm、長さは+100mmの平型シートまたは、幅が+40mm以上のロールシートを セットしてください。
(これは、グリッドでシート挟む部分と、シート送り方向にシートを落とさないようにするためのマージンが
、CAMM-1本体に必要なためです)
5.シートの手前を刃物のカッティング位置より約10mm手前で、真っ直ぐシートが動くよう微調整しながら
シートをセットアップします。
6.シートを無駄無く使用するには、Roland CutStudioの書類設定で、オブジェクト(文字列等)を下詰めに配置
してください。(CAMM-1ドライバのプロパティのサイズタブで、ローテイトが「90度」の場合は左詰め)
6.念のため出力前に出力プレビューで確認します。
Windows NT4.0/2000/XPではCAMM-1ドライバのカッティング範囲の設定方法が多少異なります。
Windowsドライバをインストールして出力するとエラーが発生し、変な文字をカットします。
LCDを搭載した機種では「コマンド」メニューで「オート」または「mode2」に設定してみてください。
CAMM-1/PROにはコマンドモードが2種類有り、Windowsドライバではモード2をサポートしています。
コマンドモードがオート以外を選択可能なLCD付きのモデルで発生する可能性があります。
(DIPスイッチタイプのCAMM-1では発生しません)
1600mmを越える長さのシートを「ハザイ」でセットするとシートの先端に戻りません。
1600mmを越える長さのシートはロールとして認識されます。そのため原点はシートのセット位置になります。
1600mmを越えるシートをセットされる場合は「ロール」または「ハシ」でセットしてください。
本体に「コマンドガカイシャクデキマセン」と表示されます。
本体のコマンドモードの設定が違っている場合発生します。
コマンドモードを[オート]にしてお試し下さい。
カッター圧を最大にしてもシート表面に傷がつくだけで、カットできません。
以下のような原因が考えられます。
1)カッターホルダー取り付け上の問題
本体にカッターホルダーを取り付けた後、カッターホルダの最上部を指で摘み、回転させながら引き上げて、
簡単に上がるようであれば、締め付けが緩いので、もう少し取り付けのネジを締めてください。
(必要以上に強く締めないでください。ネジが破損する可能性があります。)
2)刃先突出量調整の問題
刃先突出量調整タイプのカッターホルダーをご使用の場合は、刃の出し量が少なすぎる場合や、
カッター刃の刃先の欠けも考えられます。調整方法に関しては以下のPDFをご覧ください。
刃先量の調整方法
3)特殊なメディアの場合
蛍光シートや反射シートをお使いの場合は、カッター圧を最大にしても、刃出し調整を適正に調整しても
切れない場合があります。その場合はカッティング速度を10㎜以下の速度に落としてお試しください。
特に反射シートなどは特殊な処理がしてあるために刃先の寿命が極端に短くなり、切れ味が鈍ります。
また[ZEC-U1002]、[ZEC-U1005]は蛍光シートや反射シートは不向きです。
[ZEC-U5022]、[ZEC-U5025]をご利用ください。
Windowsドライバを使って他社のアプリケーションソフトから出力できません。
以下のような原因が考えられます。各対策方法をご確認ください。
①「ペイント」「Photoshop」などのペイント系のソフトウェアからは、
カットデータ(ベクターデータ)が生成されないため出力できません。
②カッティングデータが出力される枠外に配置されている。
・ソフトウェア上で誤って出力範囲の枠外にデータが配置されている可能性があります。
ソフトウェア上のデータの配置をご確認ください。
・アプリケーションソフトとプリンタドライバの出力範囲が異なっている可能性があります。
出力範囲を同じ値にしてください。
③ドロー系ソフトウェアのなかにもカットデータを出力できないものがあります。
現在当社で確認が取れているものはAdobe Illustrator,CorelDRAWです。
ただし、バージョンによって仕様や操作上の制限事項があり、出力できない場合があります。
詳しくは以下のFAQをご覧ください。
IllustratorやCorelDRAWからの出力する際の注意点
Windowsでデータを作成して保存したファイルを再び開くと、
Windowsドライバのプロパティの設定が変わっています。
これはWindowsドライバの仕様です。
Windowsドライバの各種設定はアプリケーションソフトから設定を行って保存されません。
データ毎に保存することはできませんが、よく使用されるシート幅や各種設定を保存したい場合は
Windowsドライバの初期値を変更することができます。
詳しくは以下のPDFファイルをご覧ください。
Windowsドライバの初期値を変更する方法
<注意点>
ここでは[Windows XP]を例としましたが、他の[Windows OS]の場合もほぼ同等の設定方法になります。
Windows NT 4.0/2000の場合はAdministratorまたはPower Userの権限が必要です。
Windows XP/Vistaの場合はコンピュータの管理者(Administrator)の権限が必要です。
Windows XP/2000でWindowsドライバのプリンタスプーラにあるデータを削除したいのですが、
キャンセル(削除)を選択しても削除できません。
データ量やパソコンの状態によっては「プリンタスプーラ」のデータを削除するのに時間がかかる場合があります。
数分経っても削除されないようならば、以下のPDFデータの操作方法にしたがって、データを強制削除してください。
[プリントスプーラ]のデータを強制削除する方法
Windowsドライバを利用してデータを送りましたが、シートを空送りするだけでカットしなかったり、
意図しない場所にズレてカットされます。
CAMM-1ドライバのサイズの初期値は1600㎜になっています。
1600㎜以下のシートを本体に取り付けて、アプリケーションソフト上のオブジェクトが
書類の最上部に配置されている状態で出力すると領域外に出力してしまいます。
Windows Driverのシートサイズをカットするサイズに設定してください。
またはオブジェクト(文字列等)を書類の下に配置してみてください。
(CAMM-1ドライバのプロパティのサイズタブで、ローテイトが「90度」の場合は左詰め)
Windowsドライバのプロパティで、ローテイトを「90度」に設定して出力したいのですが、
回転して出力されない。
CAMM-1本体側で「ローテイトする」または「カイテン」が「90ド」になっていないか確認してください。
CAMM-1ドライバをご使用して出力される場合は、CAMM-1本体の設定はDIP-SWタイプの製品では
「ローテイトしない」、LCDタイプの製品では「カイテン」を「0ド」に設定してご利用ください。
Windowsドライバを利用してIllustrator9から出力した場合、文字が抜ける、
アンカーポイント毎にカッターがアップするなど異常な動作をします。
Windows95/98/Meのドライバを使用した場合、シートの長さが820mm以上で、
正しくカッティングできない場合があります。この問題は Illustrator 8/10 では発生しませんので、
Illustrator 9 固有の問題だと考えられます。
820mm未満でご使用いただくか、Roland CutChoiceを利用して出力してください。
シートサイズなどWindowsドライバの初期値を変更することができません。
WindowsOSのユーザーアカウント設定(アクセス許可)の問題です。
1台のパソコンを複数の人が使用するため、複数のユーザーアカウントが設定されている場合に発生します。
Windowsドライバの初期値を設定するには以下のようにコンピュータのアクセス許可の設定が必要です。
<Windows XP/Vista>
Administrator(管理者)権限が必要です。
<Windows NT4.0/2000>
PowerUser以上の権限が必要です。PowerUser以上の権限があるユーザであらかじめ追加しておいてください。
すでに追加されているものを選択するだけであれば、通常のUser権限でも問題はありません。
CutStudioの最新版で作成したデータを古いCutStudioで開くと「形式が違います」と
エラーメッセージが出て開きません。どうしたらよいでしょうか?
CutStudioを最新バージョンにアップデートして下さい。
CAMM-1の故障や破損の場合はどこに修理を依頼すればいいのですか?
故障等のために修理が必要な場合は当社リペアセンターまでお送りください。
購入後1年間、正常なご使用状態のもとで発生した故障は当社が別に定める条件に当てはまる場合を除き、
修理料金は無償となっております。(保証書の規定に基づき有料となる場合もあります)
なお「持込修理」の修理料金や詳細な案内はこちらをご覧ください。
持込修理のご案内
保証期間について
CAMM-1の故障や破損の場合に出張修理は可能ですか?
カットしたシートを窓ガラスにバランスを崩さずに貼り付ける方法を教えてください。
たとえば、カッティング済みの文字を一枚ずつ貼っていくと、文字が傾いたり、文字間のバランスが崩れたりします。
通常カッティング済みのシートを貼り付ける際は「アプリケーションシート」を利用します。
「アプリケーションシート」は通常の塩ビシートよりは粘着が弱いシートで、
カッティング済みのシートを一旦移しとって、指定の場所に貼り付けることができます。
「アプリケーションシート」の使用方法の詳細に関しては以下のPDFデータをご覧ください。
基本的な切り文字の貼り付け方法
カッティングを施したシートを貼り付けると表面がデコボコこします。うまく貼り付ける方法を教えてください。
貼り付けたシートの表面がデコボコする原因はシートと貼り付ける場所との間に気泡が入るためです。
小さな物ならば、平らなヘラ状のものを表面に押し当てて気泡をなくすことも可能ですが、
接着面が大きなものは「水貼り」を施します。また小さな気泡は少し質感を損ないますが
針で穴を開けて延ばしてやる方法もあります。
詳しくは以下のPDFデータをご覧ください。
なおカッティングシートの貼り付ける際には平らなヘラ状のものとして物差しなどでも代用できますが、
カッティング専用のスキージー(ゴム/プラスチック製のヘラ)を使用することをお勧めします。
水貼りによる切り文字の貼り付け方法
カッティングを施したシートを窓の内側から貼り付けて使用することはできますか?
弊社で販売している塩ビシートはすべて透明の糊を使用しています。
そのため、表から見ても裏から見ても同じ色になりますので、窓の内側から貼り付けても使用することができます。
ただし、糊とガラスの組み合わせによっては多少違った風合いに見える場合もあります。
また貼り付ける際は気泡が入らないように貼らないと質感を損ないます。